横綱力士碑【建碑狂が伝える相撲の歴史】

カテゴリを作りつつもずっと書いていなかった、
「相撲を歩こう」シリーズ。

今回紹介するのは勧進相撲発祥の地、
「富岡八幡宮」
本当はもう少し前に書こうと思っていたのですが、
門前仲町なんで、世の中的に今じゃないかなと・・・汗
厳密に言うと、神社そのものではなく、
境内にある「横綱力士碑」。
写真にあるデッカイ碑の裏に、新横綱が誕生すると
新しく名前を刻んでいく・・・
要は歴代の横綱の名前が入った碑なんです。
(厳密に言うと、裏側は一杯なんで、
今は側面に刻んでいるんですけどね。)

これだけ聞くと何てことないんですが、
実は歴史がある碑なんですね、これが。
昔は横綱という地位は名誉職みたいなもんで、
最高位は大関でした。
そこで、横綱というものに権威を持たせるために
幕末にいた第12代横綱陣幕久五郎が、
わざわざ歴代の横綱を調べて建立したんです。
まあ、この人自体が自己顕示欲が強くて、
自分の功績を残したかったという事も言われてますが。。。

陣幕久五郎は幕末の動乱で、政治活動の方に力を入れるなど、
協会とは疎遠になっていくので、この碑の除幕式には
協会側の参列者はは数名(1名)だけとか言われています。
ところが150年時を超えて、現在は協会の公式的な行事。
なんだか皮肉なものですね。
陣幕久五郎に関しては、写真にある
「勤王横綱陣幕久五郎」をお読みください。

ちなみに横綱力士碑の横には、
「超50連勝力士碑」も建っており、
こちらは50連勝以上を記録した力士が刻印されています。
(白鵬はまだ現役のため、引退後に刻印されます。)
まだ空いている部分が半分以上あるので、
早く次の候補者に出てほしいですね。
他にも大関力士碑をはじめとした、
相撲にまつわる様々な碑があるので、
お近くに行った際にはぜひお立ち寄り下さい。

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