大相撲秋場所と九州場所について

安定感抜群の秋場所

これまで2回にわたり年6場所に関わる小話や、個人的な感想を紹介してきましたが、今回がラストになります。秋場所と九州場所を見ていきましょう。

個人的に最も上位陣の安定感を感じているのがこの秋場所です。

「まさか!」という展開や「こんな力士が優勝!」というシーンもすぐに浮かびません。

過去に琴錦や琴光喜(共に佐渡ヶ嶽部屋!)が平幕優勝を飾ってはいるものの、元々実力者の二人だった為、それほど驚くような優勝ではありませんでした。

秋場所驚きの優勝と言えば、蔵前国技館最後の場所で賜杯を抱いた多賀竜でしょか?戦後の相撲界の舞台となった蔵前国技館のフィナーレを飾ったのが、当時の横綱北の湖や千代の富士でなかったのが不思議な感じもします。

貴乃花が秋場所を全勝で3連覇していますが、これが恐らく秋場所での連勝記録になるのではないでしょうか?

本場所で戦後ナイター興行を一度だけ行ったのがこの秋場所でした。ビジネスマンには好評だったそうですが、地方向けの新聞に間に合わない為マスコミからは不評だったそうです。現在は情報もデジタル化し、リアルタイムでのやり取りが可能になったので、ぜひもう一度試してみてもいいような気がします。

現在本場所が開催されている時間帯は、どうしても足を運べる層は限られてしまいます。何か新しい試みが出来ないでしょうか?

古くからの好角家にとって懐かしい大鵬-柏戸の全勝決戦と柏戸涙の復活優勝。これも秋場所での出来事です。場所後に八百長発言をして物議を呼んだ石原さんは当時から何かと騒がせる人です。

秋場所開催の時期は秋雨も含め天気が微妙な時期ではありますが、帰る頃にはだいぶ涼しくなり、相撲観戦には悪くないでしょう?

館内に掲示してある断髪式のスケジュールなどもチェックしてみてください。

相撲愛溢れる九州場所

本場所紹介シリーズも残すところあと一つになりました。最後は九州場所です。

九州場所という呼称。他の地方場所が大阪・名古屋と、場所を特定しているのに対して大きい括りで呼ばれている九州場所。

あえて福岡場所と呼ばないところが、今も昔も相撲が盛んな九州人の「本場をぜひ九州で!」という相撲愛を感じます。

九州場所といえば、千代の富士につきます。「昭和63年九州場所千代の富士-大乃国」戦は連勝記録がストップした歴史的な一番であり、奇しくも昭和最後の一番となりました。(本当に千代の富士はドラマチック!)

千代の富士が持つ九州場所8連覇は恐らく古今破られることのない大記録、奥さんの故郷で無敵を誇るウルフはここでも名前を残しています。そしてその8連覇の記録を止めた小錦の初優勝と悔し涙も九州場所の出来事です。

しかし個人的にあまり好きではない場所が九州場所です。

満員御礼が続いた若貴黄金期、最初に満員御礼が途切れたのがこの九州場所。不祥事が続き、相撲人気が下火になっている時に入りの悪いのも九州場所。

いつの時代も満員御礼が途切れるのは九州場所、そんな印象です。よく言われるのが、九州のお客さんは相撲を見る目が肥えているので土俵が充実しないとなかなか戻って来てくれないそうです。中継を見ている時空席が目立つことが多かった九州場所でしたので、個人的に淋しい気持ちがあり、決して九州が嫌いというわけではないです。あとは、貴乃花が九州場所に弱かったからでしょうか?

地方場所は、年1回なので、地元力士への応援が素晴らしいです。サッカーのホームのように歓声が響きます。特に九州は本当に応援がすごく、晩年の魁皇が優勝争いをした時は、応援の力を存分に教えてくれました。今は盛況な相撲人気ですが、九州場所の入りを一つの水準にして、協会一丸となって頑張ってほしいです。

というわけで本場所の各場所について書かせて頂きましたが、あくまでも個人的な見解と感想になりますので、ご了承下さい。

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