若ノ勝ついに関取へ-令和7年初場所千秋楽パーティー-

貴景勝が去り新たな関取が誕生

令和7年初場所も終わり、常盤山部屋の千秋楽パーティーに今回も参加させて頂きました。

2025年初場所千秋楽
日時:2025年1月26日(日)
場所:ホテル東京ガーデンパレス
( 御茶ノ水駅下車徒歩5分)
参加関取:隆の勝
親方:常盤山親方(元小結隆三杉)、湊川親方(元大関貴景勝)

昨年秋場所に貴景勝が引退したことにより、最高時3名の関取(貴景勝、隆の勝、貴健斗)を抱えていた常盤山部屋も、先場所からは隆の勝が唯一人の関取となってしまっていました。

そんな中で迎えた初場所。部屋期待の21歳若ノ勝が「勝ち越し=関取」という東幕下筆頭で5勝2敗と勝ち越し、関取昇進を決めました。

埼玉栄高校の先輩でもある貴景勝の付き人を長く勤めていた若ノ勝が、貴景勝が引退して直ぐに関取昇進。

初日の相撲をはじめ、取り口も貴景勝を思わせる突き押し相撲と、ファンとしては感慨深い初場所、そして千秋楽パーティーとなりました。

 

若ノ勝は浮かれる様子もなく、来場所から始まる「15日間の戦い」に目を向けており、やってくれると信じています。

8人中6人勝ち越し

若ノ勝の話しは一旦ここまでとして、今場所の常盤山部屋の力士全体の成績というと、、、

若ノ勝(幕下1枚目):5勝2敗
貴健斗(幕下9枚目):4勝3敗
新隆山(幕下57枚目):6勝1敗
隆勝生(三段目70枚目):5勝2敗
優力勝(三段目31枚目):4勝3敗
葵龍(二段目22枚目):4勝3敗
隆太陸(二段目92枚目):3勝4敗

若ノ勝の関取昇進に目が行ってしまいますが、幕下以下7人中で6人が勝ち越し。見事な成績です。

中でも注目したいのが幕下57枚目で大勝ちした新隆山。若ノ勝とは同い歳ですが、入門は早く兄弟子となるので、今回の昇進で最も悔しい気持ちでいるはずです。大阪府八尾市出身の彼にとって春場所はご当所。関取となったライバルに追いつけ、追い越せ。

そして現時点で部屋唯一の関取である隆の勝というと、今場所は6勝9敗。好調な弟弟子達の中で負け越してしまいました。。。

初日の5連敗からすれば、むしろ良く立て直した!という見方も出来なくはないですが、来場所は頑張って欲しいです。

最近の隆の勝ですが、「地方で強く東京で弱い」この印象が強い、、、

九州場所:11勝4敗(敢闘賞)
秋場所:4勝11敗
名古屋場所:12勝3敗(敢闘賞)同点
夏場所:8勝7敗

順番で言えば来場所は二桁の番になるので大いに期待してます(東京のパーティーに参加する身としては東京で頑張って欲しいですが(笑)。

 

いつもニコニコ

 

木村秀朗十両格行司へ昇進

冒頭に若ノ勝の昇進についての話が出たため、そちらの話がメインのようになっていましたが、今回の千秋楽パーティーの目玉は、当初から部屋の幕下格行司木村秀朗の十両昇進祝いでした。

相撲ファンにはもうお馴染みのことですが、力士は十両になると大銀杏・化粧まわし・繻子の締込などが許されるので、それまでとは一変して、見た目がすっかりと一人前の力士となります。

行司さんも同じように、十両格以上になることで「有資格者」と呼ばれ、それまで素足で上がっていた土俵に足袋を履いて上がることが出来、その立ち姿は一人前の行司となります。

また、兄弟子とも呼ばれるようになり、三段目格以下の行司を付け人として従え、明け荷も持てるようになります。

式守勘太夫 さんから譲り受けたようです

そんな木村秀朗さんが今回は装束で登場。参加者一人一人に名前を記載した色紙をプレゼントするなど行司さんとしての存在を示していました。

長く部屋を支えた貴景勝という大きな存在がいなくなった中、新関取の若ノ勝や、十両格の行司が誕生。

貴乃花部屋との合併から紆余曲折あった部屋も、ここからはいよいよ新しい局面に入っていくような気がします。

チーム常盤山一丸となって、さらに皆の番付が上がるように祈っています。

 

十両格行司昇進を祝う合唱

 

頂いた色紙

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