CATEGORY

入門編

  • 2024年9月1日

33勝しないと大関にはなれないのか?-大関昇進の条件-

大の里秋場所は大関取りか? 夏場所に史上最短7場所での幕内最高優勝を飾り、名古屋場所では早くも大関取りの声が掛かった大の里でしたが、残念ながら二桁に届かない9勝6敗で終わってしまい、何となく大関昇進の声が小さくなったような気がします。 しかし、冷静にここまでの星勘定をしてみると、夏場所が12勝で名古 […]

  • 2024年1月7日

相撲ファンにはなぜ年配者が多いのか?

相撲ファン=年配者が多い か? 「幼い頃、おじいちゃんやおばあちゃんの家でよく相撲を見ていた」 「●●山はおじいちゃんが好きだった。うちのおばあちゃんは●●里を応援していた」 相撲についての話になった時、若い世代からこんなセリフを耳にすることがありますが、「相撲はお年寄りが見るもの」という世間のイメ […]

  • 2023年11月23日

横綱が長生き出来ないのは本当なの?

イメージと異なるお相撲さん像 お相撲さんと言えば「気は優しくて力持ち」のイメージが強く、昔から「力」や「健康」の象徴のように捉えられています。 巡業の風景で、赤ちゃんがお相撲さんに抱っこされている場面を見たことがある方もいると思いますが、あの姿にはそんな背景があるのです。 そんな「力人(ちからびと) […]

  • 2023年11月11日

力士の廃業と引退は何が違うのか?

今年も多くの力士が土俵を去る 栃ノ心、隠岐の海、逸ノ城、千代の国、徳勝龍、石浦、明瀬山、鏡桜など、2023年も多くの名力士達が惜しまれつつ引退をしました。 隠岐の海は君ヶ濱親方、千代の国は佐ノ山親方、徳勝龍は千田川 親方、石浦は間垣親方、明瀬山は井筒親方として相撲協会に残りましたが、栃ノ心や逸ノ城、 […]

  • 2023年11月7日

外国人力士がいない相撲部屋はいくつある??

高見山来日から約60年 ※今回の記事内における「外国人力士」という表記は、日本人に帰化した力士も入っておりますのでご注意下さい。 先日「徹子の部屋」に、元関脇高見山の渡辺大五郎さんが出演されているのをお見掛けしました。 その番組内で高見山さんが 「もうテレビ出演はこれが最後」という発言をされていたの […]

  • 2023年10月3日

新大関で優勝するのは難しいのか?

責任が増す大関という地位 名古屋場所・秋場所と2場所連続で新大関が誕生しましたが、霧島は名古屋場所を6勝7敗2休の成績で終え、秋場所を新大関で迎えた新大関豊昇龍も何とか勝ち越しはしたものの、前半から苦しい土俵が続きました。 大関という地位は「勝ち越し=番付上昇」というシンプルな仕組みだった関脇までと […]

  • 2023年9月28日

優勝決定戦で変化するのはいけないのか?

貴景勝優勝決定戦を制す 令和5年大相撲秋場所、千秋楽を3敗のトップで迎えた熱海富士。 千秋楽の土俵には、「所要18場所での史上最短優勝」と、白鵬を超える「史上4番目に若い21歳0ヶ月での優勝」が掛かっていました。 しかし熱海富士は本割で元大関で前頭2枚目の朝乃山に敗れ、4敗で並び迎えた大関貴景勝との […]

  • 2023年8月16日

白鵬が理事選に出馬しても当選できない理由

白鵬理事選に出馬か? 大相撲界で2年に1度ある理事選。次回は年明け令和6年初場所後に行われる予定ですが、早くも春先からちょくちょくと下記の様な週刊誌の見出しを目にするようになりました。 「宮城野親方が来年理事選出馬にいよいよ本気! 相撲協会を揺るがす「白鵬の乱」勃発か」 「一門衆は必死で引きとめ…元 […]

  • 2023年8月11日

30年前の相撲部屋は現在いくつ残っているか?

30年前の相撲部屋は45部屋 相撲オタクと呼ばれている当方なだけあって、現在も相撲関連の書籍は色々と持っているのですが、ここに1993年発行の「大相撲観戦ガイド」という本があります(各年毎の発行でしたが、すでに廃刊となっており、出版社自体もなくなっています)。今年は2023年なので、ちょうど今から3 […]

  • 2023年7月31日

サンクチュアリ -聖域-続編はあるのか?

※以下、若干のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。 Netflixで2023年5月4日から全世界に配信されている 「サンクチュアリ-聖域-」ですが、様々な場所で反響を呼んでいるようで、相撲ファンのみならず、これまで全く相撲に関心のなかった層の間でも話題になっているようです。 その証拠に、 […]