湊川親方デビュー-令和6年秋場所千秋楽パーティー-

貴景勝引退湊川親方襲名

今回も参加させて頂きました常盤山部屋の千秋楽パーティー。

2024年秋場所千秋楽
日時:2024年9月22日(日)
場所:ホテル東京ガーデンパレス
( 御茶ノ水駅下車徒歩5分)
参加関取:貴景勝(湊川親方)、隆の勝

ご承知の通り、元大関貴景勝が秋場所を3日目から休場し、13日に引退と年寄湊川襲名を発表しました。

以前から貴景勝の引退後の年寄名跡に関して心配していたので、同じ二所一門であった先代の湊川親方(元小結大徹)が退職した際、どこかで貴景勝が引退後について動き出しているのかも?という憶測がなかったと言えば嘘になります。

しかし実際に「引退湊川襲名」という事実を目の前にすると、「もう満身創痍で戦わなくてもいい」という安堵の気持ちがある反面、やはり寂しい気持ちが残ります。

貴景勝は、貴乃花部屋の後援会時代から応援していましたが、本人も口にしている「武士道精神」という言葉を見事に体現する土俵姿を最期まで貫き、正に多くの相撲ファン達に「感動」と「諦めない気持ち」「前に進む勇気」を与えてくれた力士でした。

今後は湊川親方として、「勝っておごらず、負けて腐らず」を信条とした「根性と気合いを持った力士」 を育てて欲しいと思っています。

将来的には独立も視野に入れているのか?は分かりませんが、これからも見守り応援し続けていきたいと思っています。

 

 

勝ち越し負け越し五分五分

ここまで貴景勝の話が長くなりましたが、秋場所の常盤山部屋の力士達のそれぞれの成績に目を向けてみたいと思います、、、

部屋唯一の関取となった隆の勝ですが、前頭筆頭で4勝11敗。

初日の相撲は現地観戦しており、その際は先場所優勝決定戦まで進んだ好調を今場所も維持、一気に三役復帰かと思ったのですが、そこからまさかの4連敗。

夏場所のように後半盛り返すかとも思ったのですが、結局最後まで調子を戻せず残念な結果になりました。

来場所からは部屋唯一の関取となるわけですが、部屋生え抜きの力士として、三役復帰だけでなく、若ノ勝はじめ若手の底上げにも尽力してください!

しかし、本当にいつもニコニコと誰からも親しみのあるオーラを放つ隆の勝関です。接した人はみんなファンになること間違いない力士ですね。

 

 

その他力士の成績は、、、

若ノ勝(幕下12枚目):4勝3敗
貴健斗(幕下27枚目):5勝 2敗
新隆山(幕下56枚目):3勝4敗
隆勝生(三段目23枚目):2勝5敗
優力勝(三段目90枚目):5勝2敗
葵龍(二段目22枚目):2勝5敗
隆太陸(二段目97枚目):4勝3敗

隆の勝含めて勝ち越し4名、負け越し4名。微妙ですね、、、

 

 

とは言え、関取を除けば最も番付が上の若ノ勝が勝ち越し、来場所は再び幕下一桁に戻ります。再度関取に向けて待ったなしです!

貴健斗は徐々に番付が戻ってきています。7番相撲勝って6勝として欲しかったですが、来場所勝ち越して来年を15枚目以内で迎えて欲しいと思っています。

貴景勝の断髪式は、間違いなく国技館の土俵で行うはずです。近年付き人として従い様々なことを学んでいる若ノ勝と、貴乃花部屋時代から稽古を共にし、付き人もしてえいた貴健斗が、共に関取姿で断髪式に参加し鋏を入れることを切に願っています。

そして、自身2度目、序二段では初めての勝ち越しをした隆太陸。おめでとうございます。

着座パーティーの良さ

「貴景勝引退」という大きなニュースは勿論、隆の勝も大きく負け越しということもあり、今回のパーティーは参加するまで「暗い雰囲気になるのかな?」という気持ちもあったのですが、実際はその心配が杞憂になるほど、非常に心地よい千秋楽パーティーだったと思います。

まず、貴景勝の顔つきが本当に柔らかく穏やかでした。

夏場所後のパーティーも休場をしていたため、いつもより柔らかい雰囲気でしたが、今回は完全に「命を懸けて戦う」という宿命を果し切った柔らかい表情でした。

一人一人丁寧にファンサービスを行っており、その列は終盤まで止むことがありませんでした。

ただ、いつものように傍らで付き人として献身的に動いていた若ノ勝の姿を見ながら、最後なんだなと感じずにはいられませんでした、、、

そして隆の勝、いつものように会場を満遍なく歩きながら神対応のファンサービスを行っていました。隆の勝の白い着物姿って珍しかったです。

そして貴健斗ですが、人柄からなのか熱狂的なファンの方々に今回も囲まれ労いと応援の声をかけられていました。私も一応応援の言葉をかけさせて頂きましたが、来場所は地元九州、大勝して来年に向けてのプロローグ場所としてください。

それにしても、前回から自由着座形式のパーティーになりましたが、これはいいですね。立食と異なるため周囲と会話をするきっけが出来、「常盤山の輪」が広がる感じがします。

特定の相撲部屋を応援する背景を考えると、「所属力士を応援している」「親方を現役時代応援していた」「親方との繋がりが何かしらある」「部屋の近隣に住んでいる」など、通常のスポーツではなかなかない背景がありますので、こうした着座で周囲の方とお話出来るのは非常に楽しい機会になります。

さて、来場所はいよいよ令和6年納めの九州。全員勝ち越し目指して頑張ってください。

 

追伸
貴景勝の断髪式日程が気になりますね、、、

 

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