今回も遅くなってしまいましたが、夏場所千秋楽パーティーのご報告です。
隆の勝千秋楽での勝ち越し!
大相撲夏場所は、昨年初土俵を踏んで以来期待通りの成績を納めてきた、新小結大の里が、千秋楽に阿炎を破り見事幕内初優勝を飾りました。
春場所の尊富士に続き、2場所連続で大銀杏が結えない(ようやく髷が結えている)優勝力士の誕生という、昔では考えられないような出来事が連続して起こりました。
長く実現していなかった大相撲の世代交代がいよいよ一気に押し進み現実味を帯びた中、今回も常盤山部屋千秋楽パーティーに参加してまいりました。
2024年夏場所千秋楽
日時:2024年5月26日(日)
場所:ホテル東京ガーデンパレス
( 御茶ノ水駅下車徒歩5分)
参加関取:貴景勝、隆の勝
先場所、勝ち越しを決めた翌日から休場した大関貴景勝。今場所はその仕上がりに注目が集まりましたが、初日平戸海に敗れると翌日から休場、結果的に2敗13休。名古屋場所では9回目の角番となり、再び試練の場所となります。
部屋頭である大関がほぼ全休のような休場となってしまった常盤山部屋ですが、もう一人の関取隆の勝も初日から4連敗と、こちらも苦しいスタートの今場所。しかし千秋楽気迫の勝ち越しを見せ、千秋楽パーティーに明るい話題をもたらしてくれました。
会場をくまなく歩き写真撮影に応じ、嫌な顔一つせずニコニコ☺️🍙
— 横綱物語 (@yokozuna_story) June 1, 2024
写真を撮る時に周囲にも気を使う
気は優しくて力持ち
そんなお相撲さん#隆の勝 #常盤山部屋#常盤山部屋千秋楽パーティー pic.twitter.com/UyqKRwVcp4
今年初場所から連続休場で、1年以上守って来た常盤山第三の関取の座を明け渡した貴健斗が今場所から本場所復帰を果たしました。三段目23枚目、流石にこの地位では実力の差を見せつけ6勝1敗。焦らなくていいので、来年には関取復帰を果たしてもらいたいです。
コツコツと努力を重ねてきた姿
— 横綱物語 (@yokozuna_story) May 28, 2024
みんな知ってます😊
急がなくていいのでコツコツ番付を戻して下さい✨#貴健斗 pic.twitter.com/5gDwxInFft
常盤山部屋注目の若手若ノ勝君ですが、自己最高位幕下20枚目で6勝1敗。来場所は一桁になると思うのでいよいよ関取待ったなし!です。
関取待ったなし! pic.twitter.com/axEx1XIh4S
— 横綱物語 (@yokozuna_story) May 26, 2024
残念だったのが幕下47枚目で2勝5敗と負け越してしまった隆勝生。先場所新幕下場所を4勝3敗で乗り切っただけに幕下定着を期待していたのですが、次回再スタートとなってしまいました。
休場の貴景勝も笑顔で参加
「2日目から休場をした大関貴景勝は参加するのか?」
終盤を休場した春場所も、参加している千秋楽パーティーの写真を見ていたので、多分参加はするかな?とは思っていたのですが(個人的には参加して欲しいという願望も込めて、、、)、休場→角番となってしまった夏場所の成績からすると、ちょっと近寄りがたい雰囲気なのか?どんなコメントをするのか?結構心配していました。
ところが貴景勝ですが思いのほか笑顔も多く、千秋楽隆の勝の相撲をテレビ観戦していた話など盛り込んだ、笑いありの挨拶をしていました。
気のせいかとも思いましたが、今回一緒に参加した知人も「貴景勝機嫌良いね」と話していたように、私だけが感じたことじゃなかったようです。
貴景勝の挨拶は、いつも部屋全体に関して語るさながら親方。
いつも部屋全体を視野に入れたコメント✨流石は大関👏#貴景勝 #常盤山部屋#常盤山部屋千秋楽パーティー pic.twitter.com/0kTWqpjRyZ
— 横綱物語 (@yokozuna_story) May 27, 2024
笑顔の貴景勝を見ているとホッとする一方で、いつもの千秋楽パーティーは本場所中のスイッチがまだクールダウン出来ていない状況なのか?と改めて凄みを感じてしまいました。
昨年は2度の優勝を飾りましたが、昨年の名古屋場所からの成績を見直すと「全休(名古屋場所)→11勝4敗(秋場所)→9勝6敗(九州場所)→2勝2敗11休(初場所)→8勝6敗1休(春場所)→2敗13休(今場所)。角番を何とか乗り切っており、苦しい状況が分かります。
貴景勝の相撲は、頭から全力で当たり次の攻撃に繋げていくスタイルなので、首の怪我は致命傷とも言われていますが、なんとか少しでも軽くなってほしいと思います。部屋の若い衆を引き上げることを常に口にする27歳の青年の相撲をもう少し見届けたいと思っています。
隆の勝の人柄に惚れる
前回のパーティーから、元の千賀ノ浦部屋時代(貴乃花部屋と合併する前)から応援をされている方と知り合い、色々とお話させて頂いている中で、改めて隆の勝というお相撲さんの魅力を感じています。
パーティ―中の対応も、常に会場を歩き写真撮影やサイン対応と丁寧にファンサービスを行い、挙句の果ては写真撮影をする際に背景を気にしてあげる、、、という気の遣い様も見せていました。あのオニギリスマイルにその対応をすれば、それはファン増えますよね。。。
そもそも元関脇の幕内力士に「オニギリ君」っていうニックネームが付くこと自体が愛されキャラですが(笑)
前回のパーティーのブログでも書かせて頂きましたが、常盤山部屋の継承者である隆の勝には、ぜひ一度幕内最高優勝を飾って欲しいと思っているのは私だけではないはずです。
貴景勝-若ノ勝コンビを見ていると、「関取と付き人」という相撲界の縦社会をはっきりと感じさせる空気感があるのですが、逆に隆の勝と新隆山・隆勝生を見ていると、「ファミリー」という雰囲気を感じます。
その対比が合併した部屋の特徴なのかな?といつも思っています。これまで幾つか千秋楽パーティーには参加させて頂いたことがあるのですが、合併した部屋への参加経験はありません(常盤山以外)。他の合併部屋もそうなんでしょうかね、、、
※勘違いして欲しくないのが、どちらが良いということではありません。あくまでキャラクターもありますので。
来場所は貴景勝と若ノ勝、立場は異なれど正念場。名古屋場所は笑って千秋楽を迎えたいものです。そして、隆の勝もぜひ大勝して東京に戻ってきて欲しい。
ちなみに今回は着座パーティーでした。着座は楽でいい、、、そして貴健斗ママ本当に良い人、、、