今、ここで勝つために【心優しい角界のベッカム】

今回ご紹介させて頂きます一冊は、
角界のベッカムと言われた琴欧洲の自伝。

「今、ここで勝つために」 鳴戸親方(元大関琴欧洲) 

読んだ感じの第一印象は、文章が簡単な感じで琴欧洲っぽいです(笑)
そういえば、琴欧洲も現役中からブログを書いてましたね。
琴欧洲のことを初めて知ったのは、序二段の頃。
膝の怪我を負いながら出場、
6勝を上げた時には、末恐ろしい力士が
出て来たと思ったものです。
そして当時、琴光喜と琴欧洲を擁した
佐渡ヶ嶽部屋の未来にもワクワクしていました。
(二人とも怪我で大関、優勝1回に終わったのは残念です。)

「優しすぎた」と言われますが、
読んでいても親方の人の良さや優しさを垣間見ることができます。
(自分で鬼の琴欧洲親方に・・・とか書いている所に優しさを感じます。)
まあ、現佐渡ヶ嶽親方も優しいと言われましたけど・・・。
その優しさを甘さでなく、温かさとしてうまく弟子を育てて欲しいですね。

ヨーロッパ出身の力士として始めて十両に上がり、
大関昇進、初優勝と、土俵上での素晴らしい成績以上に、
ヨーロッパのパイオニアとしての功績は永遠に語り継がれることでしょう。
(碧山なんかは、琴欧洲あっての力士ですね。)

当時、相撲界には、モンゴル出身力士は、先輩達も含め
ある程度在籍していました。
しかしヨーロッパ出身力士はほぼ前例がなく、
言葉の壁や食べ物など苦労も多かったと思います。
日本人以上に、一つ一つのこと意味を理解して、
相撲界に馴染んでいったのでしょう。
ぜひその日々で学んだことを、新生鳴戸部屋では
伝えていって欲しいと思います。

話は少しそれますが、琴欧洲の本で、
安美錦の老獪さというか巧さを改めて感じました。

今日はこれにて打ち止めで。

それにしてもさすが角界のベッカム。 琴欧洲 イケメン。

 

目次
序章:引退を決めたとき
第一章:カロヤン少年、「琴欧洲」への道
第二章:外国人力士という孤独
第三章:いざ初土俵へ
第四章:家族という原動力
第五章:初の欧州出身大関の誕生
第六章:祖国ブルガリアのために何ができるか
第七章:出会いと別れが私を強くする
終章:花道の向こうに見えたのは

 

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