待ったなし人生【一発KO南海のハブ旭道山】

今回ご紹介する本は、

「待ったなし人生」 元小結旭道山

最近ではがっぷり総見などの相撲番組でお見かけしますが、

若い世代中心に、現役時代を知らないファンも多くなってきたかもしれません。

若貴時代に100㌔を少し超える体重にも関わらず、長く幕内で活躍した人気力士。

当時幕内最軽量だった小兵力士舞の海との取組は、幕内で屈指の人気取組で、

小さな身体で飛び回る舞の海に対し、真っ向から当たる旭道山。

二人の取組に、相撲ファンは大喜びしたものです。

そして旭道山の代名詞といえば強烈な張り手。

久島海や武蔵丸などの巨漢力士をはじめ、貴闘力、栃乃和歌、小城ノ花など

多くの力士を度々一発ノックアウトしました。

後に旭道山の張り手は、禁じ手のような雰囲気になってしまいましたが、

これらは誰の記憶にも残る鮮烈な一発でした。

引退相撲時、後援会の方が挨拶で

「雷電為衛門以外で、禁じてを言われた力士は旭道山だけだ」と言ってました。

 

また、旭道山はモンゴル力士が角界で活躍出来るサポートをした力士です。

後の土俵を沸かす、旭天鵬らモンゴル力士の一期生が入門したのが、

当時の大島部屋で、その部屋頭が旭道山でした。

彼らに相撲の基礎や日本の文化を教えながら土台を作り上げたのが旭道山です。

以前紹介した、旭鷲山や旭天鵬の自伝を読む前にこれを読むと、

モンゴル力士が日本に来日し、どのように相撲界で成長したのかが、手に取るようにわかります。

白鵬の特番でモンゴルに行ったり、白鵬を対談したりしていますが、

元々白鵬入門のきっかけになったのが旭鷲山で、

その兄弟子で恩人が旭道山さんなので、二人の繋がりがあるのも納得です。

ちなみにイケメン親方こと、元小結旭豊の兄弟子でもあるのです。

個人的には、初めて力士の自伝なるものを読んだのがこの本で、

自宅に相撲関連の書籍が並ぶきっかけになりました。

「酔った力士を止めるのには、機動隊でないと無理」

このような記述があったのが非常に印象に残っています。

“力士って暴れるとやっぱり凄いんだと(笑)”

ちなみに断髪式を見に行ったのも、旭道山さんのが初めてでした。

何かと縁がある?だったのかもしれません。

 

 

待ったなし人生―旭道山和泰自伝
目次
第1章:誕生、徳之島での生活
第2章:何も知らずに相撲界へ
第3章:関取を目指して
第4章:十両、そして幕内へと昇進
第5章:小さな体で三役へ
第6章:代議士として

BSでは見かけますが、ぜひ旭道山さんにはNHKの相撲中継にもゲスト出演してほしいです。

 

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