いぶし銀の実力【土俵際の魔術師三杉里】

「いぶし銀」スポーツ界などでよく使われるこの言葉。意味を調べると、”一見すると華やかさに欠けて見えるが、実際はとても実力や味わいがある人””実力がありながら淡々と着実に物事をこなす人”このような意味が書かれています。要は渋い選手ってことですね。今回はいぶし銀という意味を教えてくれた一人の力士を紹介したいと思います。
今回の主役は、土俵の鬼として名を馳せた初代若乃花の弟子として、千代の富士時代から若貴時代の名脇役として活躍した三杉里です。 最高位は小結(たしか数場所)、敢闘賞を1回受賞と派手な経歴はなく、当時話題になるのは決まって「幕内の平均的な体系をした力士」というネタでした。
しかし実は長く幕内上位に君臨しており、上位への番人のような存在の実力者で、貴乃花も若手時代初顔から5連敗し苦手にしていました。
「土俵際の魔術師」「三杉里マジック」とも呼ばれており、私も相撲を見始めたばかりの頃、土俵際での攻防を何度も目にしました。何というか、豪快なうっちゃりのような派手さというより、巧く逆転したり粘ったりという唸る巧さがありました。
上手く表現出来ないですが、把瑠都など腕力のある力士が
土俵際で豪快に打っ棄るというより、豊ノ島の粘りや、隠岐の海が土俵際で逆転する感じというのでしょうか・・・とにかく巧い力士でした。
現役の本場所中、付き人も連れず売店で買ったパンをベンチで一人食べていたので、サインをお願いした際に言われた一言、「俺なんかでいいの?」とてつもなく感じのよい関取でした。私の友人は元々ファンでしたが、これで改めてファンになり、数年後二人で断髪式に行きました。
男は黙って・・・そんな名力士でした。最後に現役時代舞の海が、なかなか上位に上がれない際、こんなコメントをしていました。
「同じ幕内でも上位と下位はまるで違い、三杉里関なんかはメチャメチャ強い。」

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今は中野で整体師をやられています。

「健康回復館 三杉里のごっつハンド」 http://www.misugisato.com/ 

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