時天空関お疲れ様でした【勝利に対する飽くなき執念は立派。正代、小柳ら若手は恩返しの時来る】

先日、時天空の引退が発表されました。
力を出し切っての引退ではないので、本人としては非常に不本意だと思います。
月並みの言葉で、本人の気持ちを考えると安っぽい言葉になってしまいますが、
ここからは病気としっかり戦い、体調を戻し親方として若手の育成に取り組んでもらいたいと思います。 
まぁ、本心は今日の会見で聞くとして…
初めて彼を知ったのは、モンゴル旋風が相撲界に吹き始めた頃のこと。20を超える連勝で、一気に駆け上がってきた時、朝青龍の台頭などと合わせて、
モンゴル時代の到来を確信せずにはいられませんでした。 正攻法の攻めよりも、足技や器用さが目立つ取り口で、
最高位も小結とやや物足りなさを感じましたが、中々異色の力士だったと思います。 早々の日本国籍取得、大学卒業、Facebook力士…最近、白鵬のダメ押しが批判されていますが、これは旭鷲山の頃からのこと。恐らくモンゴル人の闘争本能とか、ハングリー精神の行動だと思ってます。時天空の足技にも、器用さよりもそんな勝利への執念をずっと感じていました。時天空、いや間垣親方には執念を見せてもらいましました。朝青龍戦での勝利、忘れません。お疲れ様でした。

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