一番一番命がけの取り組み・・・
とはいうものの、実際は15日間あるので、
気の抜けた相撲や、あっさりと終わる相撲が多いのも事実。
そんな中、個人的に命がけの土俵を感じるのが、
「稀勢の里の土俵への想い」
彼に対しては、日ごろから厳しいことを書いているが、
土俵に向かう必死さは現役中誰にも負けていないと思う。
数年前はもちろん、以前から言われる八百長問題でも、
彼は一切名前が出てこない正真正銘のガチンコ力士だ。
懸命な土俵姿にはいつも敬服するが、あと一歩足りない。
最強横綱白鵬も、同じように必死に稽古して相撲と向き合っているはず。
白鵬に言われた「宿命」を自らの運命にするため、出稽古を増やすなど、
必死さのバランスをうまくとりながら頑張ってほしい。
「自分が横綱にならねば」などと考えても仕方ない。
なれる人間はなれる。今は大関の力ということ。
変にプレッシャーを感じなければ優勝できる力はあるのだから、
まずは初優勝を目指してほしい。
ホントにいつも思うのが、まわりが騒ぎすぎ。
そっとしておいてあげて欲しい。
まじめな性格なんだから堅くなるの分かるはずでしょうが・・・
今場所に期待。