先日、年に一度の横審稽古総見がありました。
私も行きましたが、民放のアナウンサーも来ており、
相変わらずの人気ぶりを感じました。
(来場人数は昨年を上回ったそうです。)
そして当然のごとく翌日のワイドショーでもこの日の報道。
そんな中、総見を休場した稀勢の里に関して
耳を疑うようなコメントがありました。
「みんな稀勢の里を見に来ているのに・・・」
「は?」
それって誰の声なんですか?
少なくとも、私の周りに座っていた人達からは、
「休んだ方がいいよ」
「無理しない方がいいよ」
「やっぱり休みだよね」
そんな声が聞こえました。
普通に考えて、治すのが優先でしょう・・・
ホントにビックリするような発言です。
稀勢の里を責めるファンは居ないと思いますよ。
私個人の意見としては、にわかファンが沢山出てくるのは
良いことだと思っています。
その中から、少しでもこの先に残ればと思いますので・・・。
ただし、マスコミで発言する、報道する側は勉強しなければいけない。
あくまで個人的な意見ではありますが、
「稽古総見」なので、もちろん横審への顔見せは大事ですが、
本来お客さんは関係ないと思っています。
重要なのは、本場所にむけた最後の仕上げ。本場所での活躍。
そんな中、逆に怪我をしているにも関わらず、
参加してくれている力士も多くいるんです。
他の力士に対しての失礼極まりない言動。
稀勢の里に対しても迷惑な言動。
金輪際やめてほしい・・・。
稽古開始直後から最後まで、唯一参加していた貴源治。
そんな弟の胸にぶつかっていた貴公俊。
泥まみれになって横綱にぶつかっていた高安。
本調子ではなさそうにも関わらず、稽古をつける日馬富士。
そして第一人者白鵬のオーラと強さは圧巻でした。