残念な意味で歴史的な場所になってしまいました。休場者の数もそうですが、顔ぶれがここまで大物ばかりになるとさすがにまぁニュースにもなりますね…
そんな中、先日腹立たしい出来事がありました。日馬富士に対しての出場要請・・・
前々回位のブログで、「今場所出場に踏み切った上位陣には敬意を払いたい」
と書いたのですが、どうやらそうでない人達もいるみたいで・・・
誤解を承知で書きますが、日本人の新横綱や新大関誕生で、「モンゴル力士はお役御免」的な感じになってませんかね?もしそんな相撲ファンがいるなら本当に残念で仕方ないです。そして、今回の発言は休んだもん勝ちと言ってるようなもので、休場中の横綱や大関に対しても失礼な発言とも思います。
冬の時代を支えてきた幕内屈指の軽量横綱。ファンサービスも素晴らしく、700勝しています。そんな日馬富士の肘は手術を考えるほど悪いです。その横綱に「休むな」と。 まったく呆れてものが言えません・・・
満員御礼が続く大相撲。テレビ報道も圧倒的に増え、 巡業も大入り続きです。
しかしここらで少し立ち止まることも必要なのかもしれませんね。
とにかく巡業が多過ぎです。
私も行きましたし、全力士に来て欲しいと思いますが、やはり相撲界や力士のことを考えると、もう少しセーブした方がいいのでは?
そんな風に考えてしまいます。
このスケジュールだと、責任感ある力士から壊れていきます。必死に、無理に土俵際で粘る力士が怪我していきます。
そしてメディアへの露出や関心のある人が増えるのはいいことですが、
正しい方向で相撲を広めて欲しいと思っています。
マナーや歴史、それぞれの意味など、
不適切な発言や不愉快になることが増えないよう、
無理な期待を強いないよう。
ファン全員も成長する時期に来てるのではないでしょうか?
勝って兜の緒を締めよですね。
日馬富士への謝罪は恐らくないでしょう。
でも相撲ファンは皆分かっています、彼の偉大さを。
どんな成績で終わろうが、今場所出場したことを誇りにしてください。