「北太樹-翔猿」
初日の幕下最後の取組。激しい攻防のとてもいい内容でした。しかし内容よりも、一番目についたのが北太樹の真新しい黒廻し。長く関取の座を維持してきた北太樹、幕下の土俵は約10年ぶりです。稽古場も同様ですが、これまで長く使用してきた廻しは当然使えません。番付発表後に恐らく新しく用意したのでしょう。
ご存知の通り、相撲の世界での幕下十両間は最も格差があり、ここで折れてしまう力士も数多くいます。しかし土俵に上がる強い気持ちを、勝利後の力強い頷きから感じました。
以前紹介したように、ファンサービスが素晴らしく、暗黒時代、必死にファンサービスしてきた力士の一人です。人気が回復した今こそ、報われてほしいと思うファンも沢山いると思います。ぜひ黒廻しが、真新しいまま使われなくなることを祈っています。2日目も勝ってあと2番。
真新しい黒廻し【北太樹魂の土俵】
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