白鵬と稀勢の里両横綱の休場が騒がれる中、
貴ノ岩の出場が発表されました。
九州場所の3日目から続く一連の騒動。
「誰が良くて誰が悪い」という感じで報道されてきましたが、
貴ノ岩が復活することが、本来最も大切なこと。
出場を楽しみにしているんですが、一方で心配なのも事実。
稽古も大阪に入ってスタートさせたようですし、
何より「途中で休場してでも・・・」という表現を
貴乃花親方が使っていたことも心配です。
印象として、こういった中途半端な言葉のチョイスを
あまりするイメージがないので、
本来なら出場できる状態には程遠いのかな?
と思ってしまいます。
とはいえ本番まであと1日。
出るからには頑張って欲しいですね。
本当はもうひと場所休んでほしかったのですが、
これも難しい問題です。
今回は特例なので「完全に治るまで」と変更し、
期間を定めないようにすれば、「どこまで特例の範囲になるのか?」
というような問題が、次は出てくるような気がします・・・。
これを機に新しいルールを作りませんか?
まあそれはまたの機会に書くとして、
今場所は貴源治と貴公俊の双子も十両にいます。
三人で巴戦やるくらいの勢いでの活躍を期待しています。
「貴ノ岩の胸を借りてみんな上がってきた。」
貴乃花親方がいつも言っている言葉です。
不惜身命の魂を受け継いだ一番弟子として、
意地の土俵と、持前の綺麗な相撲を期待しています。