思えば少し前までワイドショーは、
貴乃花部屋を中心に、相撲の話題で持ち切りでした。
そしてその中心にいたのが、
貴ノ岩 でしたね。
土俵感の戻らない復帰場所こそ8勝に終わりましたが、
状態も戻った名古屋場所は13勝2敗での十両優勝。
実力の違いを見せつけましたね・・・。
寄り身や廻し切りの鮮やかさ、
投げを打つタイミング、
親方に似ている土俵際の腰の下ろしなど、
美しい相撲が戻ってきました。
十両決定戦の相手は、部屋存続危機の際、
親方を擁護した千賀ノ浦部屋の隆の勝。
何とも言えない決定戦でした。
そして謹慎明けの弟弟子貴公俊は、
勝てば幕下優勝の一番まで漕ぎつけました・・・。
(相手が高田川部屋の白鷹山なのもまたドラマ)
色々とエピローグ的な展開が盛り沢山だったように
思えた名古屋場所。
しかし貴ノ岩の優勝を、大きく取り上げた報道を
私は一切見ることがありませんでした。
頑張りよりも不祥事の方が数字になるのは分かります。
しかしあれほど「貴ノ岩、貴ノ岩」と騒ぎ、
モンゴルまで乗り込んだにもかかわらず、
今回の復活劇が大きく取り上げられていなかったのが、
非常に残念でした。
ともあれ、来場所は5場所ぶりの幕内土俵。
再び三役目指して、弟弟子達との出世争いを期待しています。
もしかすると私がワイドショーやら見てないだけで、
「貴ノ岩復活」的な報道や、モンゴルのお兄さんに
コメントもらいに行ったりしてたらごめんなさい!