春場所無観客での開催決定

春場所の開催が

無観客での実施という結論になりました。

早い段階から観客を入れての開催はなく、
最後は無観客実施か中止の二択でだったので、
正直なところベストの選択というよりも、
デメリットが少ない方を選択したような印象を受けました。

個人的には開催希望派でしたので
楽しみが消えずに良かったという感想なのですが、
協会や相撲界のことを考えると、大きな爆弾を抱えたことは否めません。

個人的には嬉しいけれど、相撲界のことを考えると複雑

そんな相撲ファンは多いのではないでしょうか?

今回開催したことでのメリットは

相撲が見れる
これは様々な不安要素を無視した相撲ファンの本心でしょう。

力士の土俵感が鈍らずに済んだ
これはそのままですね。本場所の土俵の緊張感は、稽古場とは全く異なり、
1場所でも離れると力士は不安になるそうです。
年間のルーティーンが崩れずに済みました。

調子の良さを切らずにすんだ
朝乃山のように大関取りがかかるなど、調子の上向きの力士は
このタイミングで一気に駆け上がりたいはずです。

春場所の関係者との繋がり
年に一度の地方場所。楽しみにしている関係者も多いでしょう。
あくまで推測ですが、支援者との繋がりを考えた時に開催してもらった方が
助かる親方や部屋もあったのではないでしょうか?

放送料
やはり金銭的な部分も大きいのでしょう。
無観客の時点でさえ返金を伴います(そもそも今場所の収益が大幅減)。
少しでも収益を確保したい気持ちが大きいはずです。

関係者
イベントが中止になると、想像以上に沢山の関係者にも影響が出てきます。
恐らく開催によって救われた人が何人もいるはずです。

他にも色々とあるのだと思いますが、
すぐに思いつく物を上げてみました。
力士の土俵感と金銭面が大きいですね、

では逆にデメリットは。

感染者が出て途中での中止に追い込まれる

これに尽きると思います。
コロナウィルスというよりも、インフルエンザや風邪と同じ感覚で考えた時、
大規模であってもなくても、感染リスクはあります。
特に力士の場合特に幕下以下の力士は、普段から大部屋で集団生活を送り、食事は鍋など共同。
インフルエンザや風邪が部屋で流行する話は毎年大体聞きます。
皆さん出待ちを控えたりなるべく力士と接触しないようにと
声を掛け合っていますが、内部感染のリスクは防ぎようがありません。
現在、多くのイベントが中止や延期をしている中開催することで、
否定的に思っている人も多いでしょう。
そして万が一感染者が出た場合、その識者たちは否定的な意見を強め、
世論も開催に対して批判的な雰囲気になるのはほぼ間違いないでしょう。
そのリスクを考えると開催に踏み切ったリスクは計り知れません。
正直観客がいようがいまいが、力士や裏方さんは沢山常駐していますし、
中止にしても空気感染でどうなるのかはわかりませんが。

当初、個人的な肌感としては
相撲ファンの中では「無観客実施」という意見が多く、
そうでない人たちは「中止」という意見が多い。
そんな感覚でしたが、今回の発表後にSNS等での反応を見てみると、
相撲ファンの中でも、自分の気持ちを押し殺し、中止も止むを得ずという意見も多かったです。
中には、巡業も多く体をケアする時間が少ないので、これを休養の機会として治療にあてるなど、 前向きな意見も多かったです。

色々とありますが既に決定したことで、
無事に千秋楽を迎えるしか道はなくなりました。
賛成・反対意見はありますが、もう成功を切に祈っています。

テレビカメラには無観客だからこそ、
力士達のぶつかり合う音や、息遣いを拾って欲しいです。
そして力士の皆さんには、余計な手拍子やコールがないからこそ、
相撲に集中してほしいと思っています。

今回、八角理事長も苦渋の決断だったと思いますが、
今の執行部に人気がないのが非常に問題だと個人的に思っています。
いつも世論が味方になりにくく、むしろ敵になる構図です。
コロナウィルスが終息した後も、今の相撲界に残る課題の一つですね。

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