大相撲夏場所は開催されるか?

大相撲夏場所の開催可否については緊急事態宣言の発令もあり、
理事会の招集も行われていないのでまだ正式な発表は行われておりません。

現在のところ正式決定として発表されているのは、
夏場所と名古屋場所それぞれの日程が変更になったこと。
名古屋場所に関しては、今年はオリンピックの影響で
元々前倒しになっていたのですが改めて変更になっています。

五月場所 
(変更前)5月10日~5月24日
(変更後)5月24日~6月7日

七月場所 
(変更前)7月5日~7月19日 
(変更後)7月19日~8月2日

初日まであと1ヶ月半。
その頃に完全にコロナ終息になっていたとしても、
力士のコンディションやチケットはじめ、様々なことが関連してくるため
早い段階で方向性を決めなければいけません。
2ヶ月に一度の楽しみなので無観客であっても開催してほしい気持ち、
本場所が見たい気持ちは以前と変わっておりません。
とはいえ今場所は中止にするのが無難ではないでしょうか?
春場所、無観客ではあったものの千秋楽まで無事にやり遂げたことは称賛に値します。
しかし春場所開催時期とは状況が変わっています。
開催場所も更に人の多い東京です。

先日ついに相撲界でもはじめての感染者が出ました。
食事をはじめとした日常生活において常に集団生活を送っている力士。
その中に感染者が出ることは、広がる可能性も当然出てきます。ゼロとは言い切れません。
春場所前にも書きましたが、仮に無観客であったとしても夏場所を開催して
もしも感染者が出た場合、世論としては絶対に相撲協会を叩いてくるはずです。
話が飛躍し、集団生活を送る力士の日常しいては相撲界そのものが批判されるでしょう。

今回の感染者についてはすでにネットで色々と噂や憶測での書き込みが増えています。春場所すでに感染者がいたにも関わらず隠ぺいしていたなどというストーリーが作られていたりもします。しかしこれが原因で夏場所が中止になった場合、その力士は自分の責任であると感じてしまうかもしれません。そこに対して更に彼がトリガーを弾いたような雰囲気が出来てしまうことは本当に良くないことです。名前の公表については賛否あるかもしれませんが、未公表のままにしておいて下さい。今回残念ながら感染してしまった力士。興味本位で誰だか探したりするのは絶対に止めてほしいと思います。

感染だけでなく、感染したという事実が様々なことを止めて周りに影響を与えてしまうこのウィルス。無駄に騒ぐことだけは止めるべきです。

夏場所開催の結論、急がなくでもよいので賢明な判断を望みたいです。

最新情報をチェックしよう!
広告