「阿炎問題」を考える

またしても世間を騒がせております阿炎政虎くん。
前回のSNS騒動は擁護する意見も多かったですが、今回は相撲ファンの意見も厳しめの方が多いかな?というのが個人的な印象です。

春場所の無観客開催に始まり、高田川部屋勝武士のこと、夏場所の開催中止、各巡業の中止、出稽古の禁止、長距離移動を考慮しての7月場所の東京開催など。
相撲協会としても新型コロナウィルスの観戦拡大防止に対し、かなり神経質に対応している中でのキャバクラ。しかも複数回。加えて口裏合わせ。
阿炎のファンを除けば、厳しい意見が出るのには納得はできます。
今回引退届けは受理されなかったようですが、次回やったら即引退だそうですし、今回引退届を受理した方がいいという意見も一部ではあったようです。

とは言えやはり阿炎には相撲を続けて欲しいですし、今回引退にならずに本当によかったな・・・というのが率直な感想です。阿炎にはいつも評価が甘いような気もしますがやっぱり憎めません。今回も本人は悪気はないはずですし、言われて反省もしているのはないでしょうか(と思っています)?
以前も書いたかもしれないですが、相撲界にとって暗いニュースやきな臭いニュースが流れていた頃も、阿炎の屈託のない明るさで何度救われたことか。
彼の明るさに自身の息子や弟像を重ねたり、親近感を抱いて相撲に興味を持った人も大勢いるはずです。

阿炎の良いところは、その「阿炎だから許される」阿炎独特の世界観。
ニコニコしながらのインタビュー対応や、優勝決定戦において平気で変化できるあの精神。何となくフラフラしている落ち着きのなさ。普通の力士であればあまり見ることが出来ない、非難される、およそ力士らしくないことこそが「阿炎だから許される」その世界観なんだと思っています。そしてマスコミもそこにフィーチャーしてきたはずです。何を今更感が。。。

しかし阿炎が今後やらなくてはいけないのが、その「阿炎だから許される」幅や、タイミングを自分で判断できるようになること(これが難しい)。
錣山親方は本当によく守ってくれていますし、素晴らしい親方だとは思いますが、阿炎はすでに三役経験もある関取です。親方に頼るだけではなく、しっかりと判断して責任ある行動を取らなければなりません。協会のためというよりも、お世話になっている方、応援してくれているファン、親方など周りの人のためにもそこは絶対条件です。
そしてもちろん新妻のためにも。

次に本場所の土俵に戻るのは、春場所。
本場所や巡業など様々なことが中止や自粛となってしまっている今年。来年は持ち前の明るさで、相撲ファンに笑いと笑顔を戻してくれると信じています。
豊真将のようになれとは言いません。ちょっと大人になりましょう!

それにしても錣山親方。昨年から阿炎の不祥事での謝罪はもちろん、鶴嶺山・逆鉾の両兄を亡くし、長く部屋を支えた青狼が引退、彩が怪我と災難続きです。
そんな中、王輝が関取昇進を決めて本当によかった・・・。阿炎ちゃんはもう迷惑かけたらいかんよ。腐らず早く幕内に戻ってきて下さいね。

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