「千代の富士お別れの会」行って参りました。 あいにくの雨にも関わらず5000人が参列と、改めて千代の富士人気を実感。 そして同時に違和感も… あれだけの力士が国技館で行うセレモニーであれば、どう考えても協会葬でしょう…。 ちなみに「協会葬」を行う基準は、”功労者”・”理事経験者”だったと思うので、どちらもクリアです。 たしかに千代の富士らしい、華やかで盛大なお別れの会でしたが、あくまで九重部屋が実施して、協会側も強制ではなくそれに参加しているという印象。(午前の回ではそんな事なかったのかもしれませんが・・・)一説には、逆に部屋側が協会葬を辞退したという噂もあります。長年、協会内の勢力を興味深くみている私としましては(笑)、千代の富士の協会的立ち位置と、国民的立ち位置の温度差がかなりあるなと感じました。 とはいえ、国技館最初の場所で優勝し、以後優勝額で埋め尽くした千代の富士には、国技館の土俵がよく似合います。様々な意見や見方もありますが、千代の富士の偉大な功績、スター性、国民的人気、これは改めて証明されましたね。協会葬でないにも関わらず、これだけの人が集まり注目されたことを、関係者には誇りに思って欲しいなと感じました。
以前にも書きましたが、昭和3大横綱の中で頭一つ抜ける親方としての実績と、引退時、「自分で終わって欲しくないから」という理由で一代年寄を辞退したウルフの魂は、エントランスに並ぶ見送りの関取衆と、新九重親方が今後も繋いでいくことでしょう。
ウルフ最期の雄姿【国技館最初の覇者は、国技館が一番似合う】
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