この秋場所、豪栄道が優勝して、ちょっと話題になっています。
とはいえ、彼は大関なので意外な優勝的に世の中がとるのは、
少し失礼にも思っています。
今回は、初優勝ではなく、平幕優勝。
本当のビックリ優勝について。
タイトル、いきなり言い切りましたが、半分は本気で思っています。
細かく言えば、平幕優勝は10年に1度位でいいかなと思っています。
個人的に感じている土俵最大の醍醐味は、
「とても強い横綱が君臨する」
「その横綱を倒すために切磋琢磨が繰り広げられる」
これだと思っています。
まぁ、理想を言えば双葉山と、笠置山らを筆頭とした打倒双葉の力士達。
そんなところでしょうか。
数年前に、逸ノ城に平幕優勝のチャンスがありました。
結局白鵬が優勝したのですが、その時も「つまらない」という声が聞こえてきたものです。
それでいいのです。
波乱が起き続けていたら土俵の秩序が乱れます。
番付は、重みがあるのです。相撲界の秩序そのものです。
そこで跳ね返される事で、その壁を越えようと新しいそれ以上の力が出現してきます。
のちのち、成長の過程での平幕優勝と言われるとカッコイイですね。
佐田の山に始まり、最近だと、琴光喜や貴花田もそんな優勝でしょうかね。
でもたまには見たいですよね、平幕優勝(笑)