「NNNドキュメント夢と土俵と草原と」観ました。
モンゴル人記者が取材していたので、
質問も踏み込んでいて興味深かったです。
「白鵬の国籍問題」
タブーのようにされていますが、
そろそろ真剣に考える時期が来たんではないでしょうか?
そしてこれだけの記録を残している横綱ですから、
このまま規定通りで押し通すのはどうでしょうか?
ここ数年、白鵬に対して風当りが強いですが、 土俵態度云々の前に、
協会やファン側が どこかモンゴル人として距離を置いている気がしてなりません。
日本人大関への必要以上の声援、
「日本生まれ」というキーワードに対しての過剰反応。
長年の相撲ファンとして、最近増えた(特に後半戦に多い)
あの手拍子に違和感アリアリです。
少し前に批判を浴びた、春場所千秋楽の結びにしても横綱同士の一番です。
ちょっと変則的に立たれた事で、土俵の外に飛び出すような 一か八かの立合いはどうなのか?
と逆に思います。
話がそれましたが、要は白鵬に対してもっと敬意を払うべきだと思います。
個人的には早い段階で、一代年寄を授与するべきだと思います。
白鵬の中に、今後の葛藤があることは間違いありません。
そして、そのモヤモヤが昨今の言動に多少影響しているのではないでしょうか?
朝青龍時代、悪童横綱に対して模範的な横綱とされてきた白鵬。
歳月の中で、色々変化しているかもしれませんが、 相撲や日本、
そしてモンゴルを愛する心は変わっていないはずです。
成績だけでなく、後輩力士への影響など彼が相撲史に残した功績は偉大です。
2020年に向けてグローバル化が更に増すであろう国の国技が、
他国から来た青年の恩に報えず何がグローバルなのか? 協会の英断を期待してます。