歴代イケメン力士-輝昇、明節武谷、龍虎、益荒雄-

現役時代を知らないイケメン力士

歴代イケメン力士ということで、前回から続きで書いております。選出する条件として「横綱大関は外す」と言いつつ第一回は「横綱大関のイケメン力士」を紹介しました。

いきなりルール違反でしたが、今回からはルール通りに前回作ったルール(関脇以下)の中から選んでいきたいと思います。今回のテーマは「私が現役時代を知らないイケメン力士」です(映像と写真参考)。

片岡千恵蔵か輝昇勝彦

輝昇は戦前から戦後にかけて活躍した力士で(東富士や照國の時代)、今回調べて初めて知ったのですが、敢闘賞受賞第一号だったそうです。

随分前に古い相撲雑誌で横顔が映った写真を見て、 いい男だなと思った記憶がありその時から「輝昇」という名前だけはずっと憶えていました。

当時の時代劇スター片岡千恵蔵に似ていると人気があったそうで、吉葉山と神錦とともに「高島三羽烏」と呼ばれていたそうです。前回の吉葉山の時も感じたのですが、この当時は男っぽい顔が所謂イケメンとして好まれたのでしょうか?

引退後協会に残らず、 力道山の相談役としてプロレス団体に所属したそうです。人気力士にも関わらず協会に残らない。 今だったら北の富士さんのように、ゲストとして色々とコメントしていたかもしれないですね。

 

 

人間起重機明武谷 保彦

こちらも男っぽさを感じる濃い顔ですね。やはりこの時代に好まれるイケメン力士顔だったのでしょう。明武谷は柏鵬時代に活躍した力士で、長身をいかした吊りから「人間起重機」と言われ大関候補にもなりました。

DVDで過去の取組集を見ましたが、大技で豪快な印象の取り口です。最近は吊り技など大技を繰り出す取組が少ないので、こんな力士がいたらイケメンならずとも人気が出るでしょうね。「鮭を大量に釣るなぁ」とか北の富士さんに言われているかもしれません。 筋肉隆々のいい身体でした。

引退後は信仰する宗教の都合上親方業が難しくなり協会を離れましたが、今はどんなイケメンおじいちゃんになっているでしょうか?明武谷の現在も気になるところです。ちなみに本名も明歩谷(漢字が異なる)です。

 

 

粋と努力の龍虎勢朋

龍虎と言えば、イケメン力士の話題においては必ず名前が出てくる力士ですが、個人的にはイケメン力士という括りよりも、モテる力士という印象です。

現役時代は同期入門の北の富士(この二人が同期というのも何だか面白い)と共に浮名を流し、どちらかと言えば夜の帝王のイメージが強い龍虎ですが、実は努力の人です。

入門時は北の富士と共に非常に弱く出世も遅かったのですが、努力の末に当時の最長記録11年かけて幕内昇進、そして三役昇進。ところがその後アキレス腱を断裂して幕下まで陥落しました。(これが公傷制度のきっかけになりました。)

しかしここで腐らずに再び三役に復帰するという闘志を見せました。幕下陥落時代、後輩の荒勢が復活に向けて努力するその背中を見て、感銘をうけたという記事を以前に読みました。イメージと違い漢なんですね。

 

 

白いウルフ益荒雄広生

益荒雄に関しては厳密にいうと、最晩年はほんの少し覚えているんですが、はっきりとではないので、「現役時代を知らないイケメン力士」で紹介します。

白いウルフでお馴染みの益荒雄ですが、イケメン力士としても有名です。横綱大関の上位陣をメッタ斬りにした”益荒雄旋風”は今も語り草です。

気風のいい相撲で大物食いに加え、上位に対しての殺気立った侍のような雰囲気などはルックスも含めてホントにカッコいい力士でした。

怪我が多いにも関わらず無理に出場した事で力士人生を縮めてしまい29歳での引退となってしまいましたが「彗星のように現れ、彗星のように消えた」そんな太く短い相撲人生でした。

 

今回は私が現役を見ていないイケメン力士をご紹介させて頂きました。次回は現役を知っているイケメン力士を紹介したいと思います。

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