九州場所総括【稀代の業師鶴竜が行く!そして相撲ロスへ】

今年も90日間終わりましたね。毎年「この相撲一番にて千秋楽に~」の声に、心なしかいつもより淋しさを感じる九州場所。今年も終わりか~。今年は最終的に3横綱全員が優勝、日本人力士も10年ぶりに優勝と、
少し変化が出てきた1年。そんな九州場所の振り返り。
さてまずは、「鶴竜」素晴らしかったですねー。
初土俵、新十両の思い出の場所で優勝!第三の男としていつも影の薄い彼ですが、幕内随一の業師ぶりはさすが!優勝を決めた一番。豪栄道との差し手争い(までいってないですが)
などは、まさに格の違いを見せたように思いました。前さばきや差しみの上手さは本当に芸術ですね。そして部屋の伝統をしっかりと守っている力士。鶴ヶ峰もこんな感じだったのか?と想いを馳せてしまいます。全横綱皆勤場所(でしたか?)での初優勝は立派です。決して派手ではないですが、鶴竜の玄人受けする相撲は、
しっかりしたファンいや、好角家たちが付いています。引き続き素晴らしい技術を見せて下さい。
「白鵬」全休明け、何だかんだで11勝はさすがです。1000勝も素晴らしいです。ただ、最近優勝戦線から落ちた後、相撲が雑で、必死な感じもしません。髙安戦、照ノ富士戦、鶴竜戦、日馬富士戦・・・まぁ、それでも勝つからなぁ・・・。
「豪栄道」・「髙安」ある意味想定内でしたね。ただ、ワンチャンで上がるのは後がつらいので、もうワンランク力を付けてから上がって欲しいです。特に髙安はかなり堅くなっていたような・・・。いつものように周りが騒がない方がいいのかも。
「稀勢の里」彼に関しては、色々あるので、また別に書きますね
「正代」鶴竜と共に優しそうな顔の力士ですが、少しずつ力を付けるとはこの事を言うんでしょうか?徐々に自力が上がって来てるように思えます。部屋の勢力図も変わってきている時津風部屋。小柳が騒がれていますが、これからは正代がリーダーになって引っ張って欲しいと思います。
「石浦」途中騒がれましたが、
良くやったんではないでしょうか?終盤負けが込むパターンが多いですが、小兵なので体力的にキツいと個人的に思っています。何番か引っ張り込む相撲がありましたが、
それがなければ新入幕としては満点だったのでは?山口と太刀持ちと露払いをやるのを楽しみにしています。贔屓力士として、全国区になった半面、何かミーハーっぽくて言いづらくなりました(笑)
「遠藤」今場所このブログでも一番ほめました。復活を高らかに宣言するほど絶賛しました。あれ・・・負け越し・・・?上位じゃ通用しない??いやそんなことないです。以前に比べて膝の調子はいいはずです。来年温かくなった頃が楽しみです。綺麗な相撲をとる、「華のある力士」です。
「小柳」場所前の予想では優勝でしたが、あと一歩届かず。とはいえ大物だ。来年の九州では次期大関候補とか
言われてるかもしれない・・・・ 。
「朝赤龍」義祖父が好きな力士なので残念です。高砂部屋の伝統を止めてしまったことを反省してるようですが、そんなことは個人の責任でないので、師匠の責任にすればいいです 。それよりすぐに関取に戻ることが、ファンにとっての償い?です。頑張れ!
「蒼国来」よく見るといい相撲とってますし、前さばきもいいんですよね。上位でどこまで通用するかまた見たいです。
「佐藤」楽しみな新入幕です。猛稽古を積んだ相撲エリートがどこまで通用するか?「あと身長が10㎝欲しい。
身長があれば上を狙える」と前に書いたことがありましたが、良い意味で期待を裏切って欲しいです。はじけるような相撲を期待してます。
他にも豊ノ島や安美錦の勝ち越し。照強の新十両昇進、そして常幸龍の優勝など色々ありますが、書ききれないので今場所の感想はここで一旦終了。何かあれば追加でまた書きます。力士の皆さんお疲れ様でした!

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