調布にちゃんこのお店ってあるの?-相撲めし 皇風ノ店-

調布にちゃんこ屋さんってあるの?

「ちゃんこ鍋を食べに行こう!」という話になった時、お店が決まっている時でなければ、真っ先に思い浮かべるのは、やはり大相撲のメッカである「両国」周辺になるでしょう。

相撲観戦に行った帰り、国技館周辺のちゃんこ屋さんで相撲談義に花を咲かせたこと、、、両国に出かけた際、せっかく両国まで来たのだからと、仲間たちとちゃんこ鍋を囲んだこと、、、

こんな風に「ちゃんこ鍋」というと、どうしても「両国」やその周辺のエリアが中心になってしまい(仕方ないですが)、同じ東京でも「西東京」や23区外のエリアになると、なかなか「本格的なちゃんこ鍋」を食べるのは難しく、実際に店舗を検索してみても、圧倒的に両国周辺にお店が集中しているのが分かります。

そんな中、今回ご紹介する「相撲めし 皇風ノ店」は、調布駅東口から徒歩5分(もかからないかな?)の立地にあり、本格的なちゃんこ鍋を食べることが出来る、西東京エリア随一のお店になります。

店主は尾車部屋に所属していた元幕内皇風の直江俊司さん。元力士が始めたお店ということで、本格的な鍋はもちろん、サイドメニューも豊富に揃っています。

ちなみに「ちゃんこ」という言葉ですが、これは何も「鍋」だけを指すのではなく、「お相撲さんが食べる全ての物」を指します。(以前表参道のパンケーキで例えましたが(笑))

「相撲」を感じる佇まい

 

相撲部屋っぽい看板

 

早稲田大学出身・調布出身の幕内力士

さて、このお店の店主といえば、先程も記述したように元幕内皇風の直江俊司さん。

「皇風」と聞いてもピンと来ない方のために少しご紹介をさせて頂きたいと思います。

調布市出身の皇風は、明大中野高校から早稲田大学に進学、2009年に尾車部屋(元大関琴風)から初土俵を踏むと、2011年秋場所十両に昇進。

その4場所後には12勝3敗で十両優勝を飾り、2012年5月場所に新入幕を果たします。

東京都出身の関取は一定数いますが、多くが墨田区など東東京に集中しているため、「東京都調布市出身」というフレーズは、当時新鮮な響きがする館内放送でした。

(東京都出身の関取) ※令和5年夏場所番付
幕内:翔猿(江戸川区)、剣翔(葛飾区)、王鵬(江東区)
十両:東白龍(墨田区)、英乃海(江戸川区)

加えて「早稲田大学出身」というのは史上2人目のことで、1人目は1933年に昇進したあの「笠置山」です。

笠置山と言えば双葉山全盛の頃、「打倒双葉」を掲げる名門出羽海一門の参謀役として君臨、当時は非常に珍しかったインテリ力士の先駆け的な存在です。

皇風が十両昇進した際、星風引退直後の重苦しい空気の中での、生え抜き力士の昇進と期待された一方で、「調布市」「早稲田大学」というキーワードが先行し、結果的に皇風の現役中はその二つがずっと付いて回ったような気がします。ご本人的には良かったのか?悪かったのか?

豪風、嘉風に続く風として期待された皇風ですが、不運にも新入幕の場所で怪我を負い休場、結果的にその怪我が影響したようで新入幕の2年後には潔く引退しました。

まさに角界を一瞬にして通り抜けた風だったわけです。(現役生活5年半)

そして調布に戻った皇風、次の勝負に選んだのが現在の「相撲めし 皇風ノ店」だったわけです。

 

今日も静かに地元へ恩返しの皇風関

 

相撲ファンは調布に行ったら絶対行くべき

店主の背景と成り立ちは分かったと、ではお店の雰囲気は?味はどうなのか?という話をしていきたいと思いますが、、、

結論、相撲ファンはもちろん、地元の人も一度は足を運ぶべきです。

私がいつもちゃんこ屋さんに足を運ぶ時気にしているのが、「相撲度」・「雰囲気」・「味」・「立地」・「使用ケース」なのですが、、、

まず相撲マニアにとって重要な「相撲度」に関しては、化粧まわしや番付、パネル、現役時代の下がりなど展示してあります(来店した力士のサインも飾ってあります)。

 

早稲田大学の化粧廻しはなかなか見れませんよ

 

お馴染みのやつです

 

新入幕時の番付(2012年5月場所)

 

そして何より、皇風さんに会える可能性があります。私が伺った際もカウンターに座っており快くサインや写真撮影にも応じてくれました。

現役時代よりもかなりスリムになられて、ある意味凄みのある雰囲気を醸し出していらっしゃるので、結構怖くて話かけづらいのですが、勇気を出して話かけると「もの凄く気さくで丁寧な方」でした!

尾車部屋のお話や、同じ飲食店繋がりでの力士仲間のこと、そして花61組としての相撲話も聞かせて頂けました。

 

パネルの前で撮影させて頂きました

 

そして「雰囲気」。

こちらは逆に相撲度が強すぎるお店だと、「いや、それほど相撲には興味ないし・・・」という方が引いてしまうケースがあったりしますが(笑)、相撲めし皇風は違います。』

相撲観戦後の気分そのままの来店ケースが多い両国であれば、気分が高揚しているので少なくても良いのですが、そうでない調布という土地。

皇風の店構えはほどよい感じが抜群です。半個室の席になるので、子連れや女子会、ちょっとした会合でもかなり使い勝手は良いはずです(こちらは使用ケースに該当しますね)。

そして肝心の「味」ですが、、、ちゃんこが美味いのはもちろんですが、サイドメニューのクオリティーが高いです。「相撲めし」とう名前の通り、豪快なメニューが多いのですが、意外にペロリとイケてしまいます。

 

ぴー肉、シンプルだけど美味しいです

 

かなり豪快(持って撮れば良かった)

 

おススメの醤油味

 

ちゃんこの後には、〆の雑炊。

ちょっとお腹いっぱいかな??と思ったのですが、これも意外にペロリとイケてしまいました。

以前からずっと行きたいと思っていた「相撲めし 皇風ノ店」。総合的に非常にバランスの良いお店です。

立地も調布駅から5分かからないので、相撲ファンはもちろん、周辺エリアの仲間が集まる時にはぜひ行って頂きたいお店です。

近所にあったら頻繁に通いたい・・・

ちなみに皇風さんは、現在調布のわんぱく相撲にも協力しているようで、まさに「地元に恩返し」されていますね。

相撲が盛んでない街に生まれたお関取。引退後もやることが沢山あるようです。

 

にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
調布にちゃんこのお店ってあるの?-相撲めし 皇風ノ店-
最新情報をチェックしよう!
広告