10代で関取昇進を果たし、 昨年初日にハタチを迎えた貴源治。
早いものであれから一年。一度は陥落したものの、
再昇進後は関取に定着して、夏場所で4場所目をむかえます。
一般的に見ると順調なのかもしれませんが、
期待度からすると正直ちょっと物足りないですかね・・・。
21歳。
比べると厳しいかもしれないですが、
師匠はすでに横綱挑戦していた頃。
弟弟子の貴景勝も既に幕内で、三賞や金星を獲得していました。
沢山の関係者が、時期大関・横綱候補と揃って 口にしているものの、
中々殻を破れていない・・・
そんな印象でしょうか??
貴源治は突き押しよりも、四つの方が向いているのでは?
何となく窮屈そうな感じで、押しきれず、四つに組むと器用な相撲をとる。
元々四つだったのを、突き押しに変えたこともあり、
最近まで、素人感覚で申し訳ないのですがそんな風に思っていました。
一度元音羽山親方にお聞きした際、
「師匠の方針でまずは押す力を付ける」
そう話されていました。
その成果なのか、最近では圧力が増してきたような気もします。
恵まれた身体と、強いハート。
素質は申し分ないと思います。
一連の騒動に続いて、兄のことで一皮むけたような気もします。
21歳は飛躍の年にしなくてはいけません。
新十両の時、「今年中に幕内!」と言っていましたが、
今度こそ実行して下さい。
来場所復活する貴公俊と揃っての活躍を切に願っています。