鶴竜の憂鬱~その参~【今回も絶対に・・・】

世間は鶴竜に冷たい。
マスコミは鶴竜に触れない。
昔から何気なく存在感の薄い鶴竜。
横綱昇進も「ん~いつだったかなぁ・・・」。
優勝する時も、先行組が終盤戦で失速、
結果気づいたらトップでゴール・・・みたいな。

ん?前にも何度か見たような・・・・

鶴竜ファンの皆さん、ついに連覇しましたよ!
平成以降に昇進した横綱の中で、
唯一連続優勝がないと言われた鶴竜がついに連覇です!!
いつの間にか本命かのような雰囲気になっていた栃ノ心、
千秋楽には王者白鵬を倒しての優勝!!
胸を張って下さい!
しかし鶴竜はホントに相撲が上手いですね・・・。
器用すぎるのかもしれないですが、
あの渋い巧さが好きなファンは沢山いるんでしょうね。

初場所前には引退一歩手前だったことを考えれば、
完全復活と言ってもいいんじゃないですか??
「もう引退だ」「もう限界」
そう言っていた評論家はじめ、好角家は全員謝罪して下さい。

「すいませんでした!」

そんな鶴竜の優勝ですが、
栃ノ心が使者を迎える水曜日以降、
マスコミは「新大関誕生」一色になるでしょう。

そして3連覇がかかる名古屋場所直前は、
「稀勢の里は出場するのか?」
これが話題の中心になるはずです。

いやはや・・・鶴竜・・・。

でも、多分それも鶴竜の魅力だと思います。
横綱になってなお謙虚な鶴竜は、「人格者」と言われています。
これまで自分を前に出す先輩モンゴル横綱の中でこの謙虚さ。
鶴竜は引退後も協会に残ると言われています。
これから先もまだまだ長い相撲人生、ジワジワきますよ鶴竜は。

栃ノ心が話題を持っていくまえに、もう一度叫びましょう。

「鶴竜おめでとう!!」

三連覇も期待してます。

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