黄金の左と大相撲黄金時代【天才横綱逝く】

またも昭和の名横綱が逝ってしまった・・・。
輪島さん70歳。本当に横綱は早く逝ってしまいます。

残念ながらリアルタイムで輪島さんの時代は見ておらず、
後年、相撲学を学ぶ中で輪島大士の偉大さを知ったのですが、
本当に「輪湖時代」というのは面白い時代だったんですね。
頂点に立つ二人が相四つで十分って・・・
そりゃ毎回同じ型になって攻防のある四つ相撲になりますよね。

最近の白鵬や朝青龍は独走時代が長くなってますし、
曙貴時代も四つと突き押しだったので、四つになると貴乃花有利。
千代の富士も独走・・・。
頂点の二人が四つで攻防になるケースって稀ですね。
そして相撲内容だけでなく、横綱輪島は本当に華のある力士だったそうで・・・。
力士の「華」はある意味素質なので、稽古でどうにもできませんよね。

うちの祖父は双葉山から相撲見てますが、
良かった時代として語ってくれるのは
「栃若」と「輪湖」の2つの時代です。
しっかりと四つに組んでいい相撲をとると・・・。
最近の注文相撲があると、特にこの話題になります。
大相撲黄金時代だったのですね。

今回の報道を見れば見るほど、
輪島大士をリアルタイムで見れなかったことが悔やまれます。

記憶にないのですが、まだ「栃司」が発音出来ず
「とてちてた」と呼んでいた頃、連日テレビ前で相撲観戦していたそうです。
そしてその頃の贔屓は横綱輪島。
その輪島が引退した翌日から、幼少の私は一切相撲を見なくなったそうです。
そんなこともあり、勝手にこの世界に興味を持たせてくれた力士だと思い込んでいます。

前回は、輪島去りし後、相撲から離れたそうですが、
今回は、輪島ロスにはならず引き続き土俵を見続けていきたいと思います。
連日貴乃花親方を追い掛け回していたテレビも、
ここ数日は一転このニュースを報道していました。
輪島さんが言っています。
「思い出せ大相撲黄金時代を」「土俵の中に注目せよ」と。

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