可能性はまだまだ【年齢制限の緩和について】

「お相撲さんってどうやったらなれるのか?」
周りからよく聞かれる質問です。
相撲界に入るには、新弟子検査に合格しなければならず、
その合格基準は下記のような条件になります。

167㎝以上、67㎏以上

そしてこの条件をパスしたのち、内臓検査に合格すると、
晴れて大相撲の力士になることができます。力士は相撲でお金を稼ぐので、いわゆるプロです。そのためプロスポーツとしての観点で見ると、意外にこれだけで入門出来てしまうわけです。
以前はもう少し身長が高かったと記憶しますが、シリコンを入れる力士などが出てきたりで少し基準が下がりました。

一時期は、運動能力があると認定されれば、少し身長が足りなくても合格になる二次検査が出来たり、全体の条件が緩和されたりと、ここ15年くらいの間に多少変化はあったものの、現在はこの条件で落ち着いています。ちなみに豊ノ島はたしか二次試験で関取になった第一号です。

ここまでは合格基準です。

そしてそもそもの受験資格に目を向けてみると・・・

義務教育終了
23歳未満

やはり若くてある程度身体が大きければ、比較的門戸は広いわけです。

しかし昨今、なかなか新弟子希望者が現れない打開策として、年齢制限を少し緩和しました。

相撲や柔道、レスリングなどの格闘技で、
一定の実績を持つ経験者は25歳未満までOKになり、
23、24歳が入門可能になりました。

怪我をしてしまいましたが、一山本などはこの制度がなければ
誕生していなかった力士です。

23歳、24歳といえば大学を卒業して1-2年の年齢。これまでは大学卒業後、やはり諦めきれなかった選手や、学生時代に実績を残せず入門に躊躇した選手、卒業後に実業団横綱やアマチュア横綱などのビッグタイトルを獲得したものの、既に年齢制限を超えているケースもあったと思います。
しかしこの変更により多少この段階からの入門者への救済になっています。

学生出身力士の話題になると、ちゃんこの味が染みた叩き上げ力士との比較や、外国出身力士との比較が議論されがちですが、可能性が広がるのはいい事だと思います。これからも色々と相撲人口の底上げをして欲しいです。

ちなみに有名な舞の海シリコン事件以降、幕下付け出し(三段目付出し含む)に関しては、体格検査はなくなりました。

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