境川部屋千秋楽パーティー 2020年初場所

境川部屋千秋楽パーティー

2020年初場所千秋楽
日時:2020年1月26日(日)
場所:日暮里ラングウッドホテル
(JR日暮里駅 徒歩1分/舎人ライナー 日暮里駅 徒歩3分)
参加関取:豪栄道、妙義龍、佐田の海

年号が令和に変わって初めての初場所千秋楽は、場所前にご縁あって名門出羽海部屋の流れを組む境川部屋の千秋楽パーティーに参加させて頂くことになりました。

 

 

ということで、今場所は場所前から境川部屋に注目していたのですが。。。

九州場所2日目から休場し、初場所を9回目のカド番で迎えた部屋頭の豪栄道でしたが初日から3連敗、12日目には負け越し最終的には5勝10敗。これによって在位33場所と、長く君臨していた大関の座から陥落することが決定してしまいました。

同じく部屋の関取で豪栄道と同級生の妙義龍も、序盤戦は金星(2つ)を獲得するなど土俵を沸かせましたが、こちらも結果的には5勝10敗と大きく負け越し。

また、部屋のもう一人の幕内力士である佐田の海も、千秋楽に勝って負け越しを最小限に食い止めたものの、こちらも7勝8敗で負け越し。

さらに幕下に目を向けてみても、元小結の豊響が唯一の勝ち越しをするも、若手期待の對馬洋を筆頭に、平戸海、佐田ノ輝、豊翔とこちらも残りの力士は全員が負け越し・・・。

部屋に所属する全関取の負け越しに加え、下の力士の成績も上らないという何とも気まずい成績で千秋楽パーティーを迎えてしまいました。

そんな成績を現すかのように、パーティーの冒頭における境川親方の挨拶にも、無念さが滲み出ていました。

 

 

豪栄道まさかの引退

そして、この千秋楽パーティーの翌日には全国的にニュースにもなった豪栄道の引退がありました。

九州場所・初場所と連続で負け越し、残念ながら大関陥落とはなってしまいましたが、このパーティーに出席するまで、豪栄道は当然春場所に再起をかけるものと思っており、まさか引退するなど微塵にも思っていませんでした。

「ご当所場所でもある春場所で二桁を目指し、見事に大関復活を目指す。」そんな目標を持って初場所後から稽古をしていくものだと・・・そう信じていました。

しかしパーティー中、終始表情の硬い豪栄道と、冒頭における境川親方からの挨拶にあった 「豪栄道は引退か現役続行か結論はまだ出ていない。」という言葉が、私が勝手に想像していた「春場所で二桁を目指す」が既定路線ではなく、「引退か現役続行か?」の深刻な局面だと悟りました。

たしかに後日千秋楽の阿武咲戦を見ましたが、豪栄道からはそんな雰囲気を感じることが出来、後から納得しました。

そして結果的にこれが大関豪栄道として、現役における最後の夜となったわけです。

 

 

パーティー詳細

肝心の千秋楽パーティーの中身ですが、、、

参加者は全員着座で大皿料理(中華)を取り分ける方式。飲み物は席に持って来てくれるので当たり前ですが飲み放題です。

参加している方の年齢層は、友綱部屋や貴乃花部屋に比べると年配の方が多かったような気がします。

 

この辺りに境川親方の「恩義」「漢気」を感じます

 

また、直前で参加人数が膨れ上がってのか?部屋の手配ミスなのか、パーティーのメインとなる部屋は若干窮屈で、別にも部屋を取っていました。

 

 

相撲ファン達の間では既に有名ではありますが、境川親方が挨拶で使っていた「義理人情」という言葉が、豪栄道を始めとした部屋の力士達や、会場の雰囲気にもにじみ出ていたパーティーでした(境川部屋の場合は、パーティーよりも祝賀会という言葉の方が似合うかもしれないです)。

漢境川!

 

 

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