いざ勝負【貴景勝と貴健斗】

貴健斗関取昇進待った無し

令和3年初場所を自己最高位の西幕下筆頭で迎える貴健斗。
自己最高位8枚目の時にもこのブログで紹介しましたが、今回は西幕下筆頭。
大勝ちや優勝でなくとも昇進が狙える2番目に十両が近い地位での土俵です!
ここ数場所重みを増してきた突き押し相撲でこのチャンスに挑みます。

土俵上では確かな実力を持ちながら、後半起きた土俵外での事件の方がクローズアップされてしまった貴ノ岩。
早くから注目されていたにも関わらず、暴力事件の影響で知名度の方が先行した貴源治や貴公俊。
そしてようやく実力に知名度や人気が追い付いてきた貴景勝。
師匠が有名であるが故に、良くも悪くも注目されることが多かった元貴乃花部屋出身の関取衆を陰で支えてきた5人目の貴にスポットライトが当たる瞬間がいよいよ訪れます。
三年先の稽古を体現する貴健斗には是非報われて欲しい。

 

正真正銘の綱取り場所の貴景勝

綱取り場所
なんとも懐かし響きではありませんか?
先場所優勝している貴景勝が初場所初めての綱取りを迎えます。
そんな報道の中ふと思ったのですが「綱取り場所」というのは
本当に久しぶりのことではないでしょうか??

先場所、大関の優勝が稀勢の里以来というのが話題になりました。
稀勢の里はこの優勝で安定感を評価されて場所後横綱に推挙されたのですが、この時は連続優勝ではなく準ずる成績で迎えた場所でした。
別に稀勢の里の昇進に対して異を唱えているのではなく、純粋に大関が優勝をして次の場所で綱取りを迎える、いわゆる「正真正銘の綱取り場所」というのは、平成28年春場所の琴奨菊以来になるわけです。
今場所の成績次第では、誰に文句を言われることなく、賛否両論などと言うめんどくさい言葉も使わせず堂々昇進が出来るわけです。
さらに両横綱に休場が多いという追い風もあります。
琴奨菊は初優勝というだけでなく10年ぶりの日本出身力士の優勝ということもあり、場所後の度重なるイベントで調整が上手くいかなかった不幸もありましたが、今回は幸か不幸かイベントもなく稽古に集中できているはずです。
(貴景勝の場合はいつも集中していると思いますが)
久しぶりに見ることができる綱取り場所。
それも正真正銘の綱取り場所!
一番年下ではありますが、先輩大関として後輩大関に貫禄を見せ、崖っぷちの横綱に引導を渡せるか?
度重なる怪我や体重の増加など、少し迷っているような印象があった貴景勝ですが、先場所は吹っ切れたような相撲ぶりでした。
初場所貴景勝が主役になった瞬間に第73代横綱が誕生します。

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