竜電の処分は甘いか?25回不要不急の外出

阿炎ちゃんが十両復帰を決めた夏場所に発覚した「朝乃山事件」。
6月に出る処分はどうなるのか?と思っていたところに出て来た竜電問題。
朝乃山の問題が表沙汰になる前から内々には判明して休場していたので、正確には朝乃山とは順番が逆なのかもしれませんが、協会で下記の通り処分が決まったようです。

「新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに違反し不要不急の外出を繰り返していた前頭・竜電について、全休した5月の夏場所から秋場所(9月)まで出場停止3場所の懲戒処分にすることを決めた。高田川親方も監督責任は免れないとして、6カ月間、20%の報酬減額の懲戒処分を受けた。」

妥当・甘い色々と意見が出ていますが、少し整理して今回の処分を考えて見たいと思います。

人間性とコンプラは別問題

協会によると、竜電は昨年3月から今年1月まで相撲協会において不要不急の外出が禁止されていた期間に計25回、女性と会うために外出していたそうです。
竜電は既婚者ですので不倫になりますが、それ以上に週刊誌に相手女性の告発が掲載されたことで、竜電の彼女に対しての言動が先行して話題になりました。

女性に対しての言動についてはここで詳細は書きませんが、
これは女性ファンが一気にドン引きになることでしょう。
色々とコメントを見ても竜電を擁護するものはなく、自業自得です。
しかし今回の協会の処分に関しては、彼女に対しての行為は関係ないものとして考えなければいけません。いかに人間性を疑おうが、この件に関してはあくまで個人間での問題です。

相撲協会のガイドライン違反が最大の問題

今回の一件は、

新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに違反して、不要不急の外出を繰り返していたこと。それも25回。しかも昨年の3月以降。

ここが問題なのです。
昨年の3月といえば、まだコロナ初期で最初の緊急事態宣言前。
ガイドラインが出来て以降ずっと違反していたということです。
しかも高田川部屋といえば、相撲界唯一の犠牲者が出た部屋で、更にいえば亡くなった勝武士は竜電の地元の後輩です。
相撲協会が無観客・開催中止と緊張感のピークで悲しみに暮れていた頃も含めて、ガイドライン違反をしていたということになります。
そのあたりの事情を知っている人達や関係者は、特に怒っていることでしょう。

 

私も竜電を心配しました

処分は妥当なのか?

色々とご意見はあるかと思いますが、今回の件結論から言えば・・・

甘くないですか?

阿炎ちゃんは錣山親方がキレて強制休場!その後3場所休場でした。
竜電は夏場所を入れての3場所休場。この違いがよく分かりません。
竜電は反省して休場していたからなのでしょうか?
でもバレなければ出場していたと思いますが・・・。
阿炎ちゃんは4日間、竜電は1年以上。
最初に嘘ついたからでしょうか?

阿炎の処分は3場所出場停止・5ヵ月50%の減俸処分。
師匠は6カ月20%の報酬減額

竜電は3場所出場停止。
師匠は6か月の20%報酬減額。

なぜ?

竜電も名古屋場所からの3場所出場停止・減額処分にしないと、阿炎の方が悪質だったということになります(減額に関しては私が知らないだけか?)。
そして副理事の高田川親方が、錣山親方と同処分ではどうなんでしょうか?

少し基準が分からない今回の処分ですが、
今回が妥当であれば前回が厳しすぎたということなのでしょうか?

阿炎同様、竜電も引退届を出したのでしょうか?
高田川親方風に言えば、契約解除になるようなことを、24回も25回もやっていないということなんでしょうか?
冗談はさておき、なんだかすっきりとしない処分です。

相撲人生が終わった訳ではない

今回の件で、相撲ファンはもちろんですが、竜電を知らなかった人たちからも
ゲス扱いと好感度ダダ下がりの竜電。

かつては将来を有望された逸材でありながら、大怪我により序ノ口まで番付を落とし、そこから再び再起を果たした苦労人。
以前、手渡されたノック式のマジックが壊れているにも拘わらず、必死にサインをしようとしていた竜電を見て好感を持った記憶があります。
全国のファンに謝罪する機会は、今回の阿炎のような形でするしかありません。
猛省を!

 

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