朝乃山と錦島親方を考える

朝乃山三段目からスタート

正式決定が発表されずヤキモキされていた方も多かったかもしれませんが、
朝乃山の処分が下記の通り正式に発表されました。

朝乃山が外出が禁止されている期間に接待を伴う飲食店に複数回出入りしたうえ、日本相撲協会の聞き取りに対し虚偽の回答をしていたとして、相撲協会は6場所の出場停止と50%の減給6か月の懲戒処分としました。

私が以前予想していたよりも1場所プラスの1年間出場停止になったわけで、来年の名古屋場所三段目付近からの復帰が決まりました。

朝乃山が失う2年間の重さ

一般的な観点、相撲ファンの観点、朝乃山推し観点、賛否両論あるかもしれませんが、改めて今回の処分非常に重いものだと思っています。

今回の出場停止によって朝乃山の相撲人生は大きく変わり、大げさに言えば
終わってしまった可能性もあります。

現在27歳の朝乃山が1年後に復帰して、かなり順調にいった場合で現在の地位に戻るのが30歳前後。次の横綱と期待されていた朝乃山にとって、勢いも含めてここから2年くらいが勝負だったと思っています。30前に横綱へ。
このイメージが大きく狂ってしまった可能性があります。

そう考えると、1年の停止が妥当なのか正直よくわかりません。
阿炎への処分が基準になっていると思いますが、不祥事の際の処分基準が今一つよくわからないことが多いです。
こちらは内容が違いますが、琴光喜は大関と金額で解雇になっていますし・・。

言及されるべき錦島親方問題

朝乃山の処分が大きく報道される中、前師匠の錦島親方の退職が合わせて発表されましたが(錦島親方というと正直朝赤龍のイメージがまだ強いので、ここからは朝潮で記載します)、個人的にはこちらの方が言及したい問題です。

当初この問題は2通りの報道内容がありました。

①朝乃山問題の責任をとって辞める
②自身のガイドライン違反で辞める

この2つは同じ「辞める」でも、全く内容が異なってくる辞職であり、
むしろ②の場合は「解雇」が妥当では?という内容です。
そして事実はどうやら下記のようです。

「20年7月場所中、同11月場所中、21年初場所中、春場所中と知人らと飲酒を伴う会食。付け人の力士養成員を同席させ20年7月場所以降、週に2〜3回も部屋近隣で飲食していた。さらに20年末、家族らとの会食に朝乃山を同席させたこともあった。 」

朝乃山問題の当初、「裏切られた」とか言ってませんでしたっけ?

2通りの報道が出た際、どっち真実か?と思った人もいると思いますが、
よくよく考えたら、弟子の行動の責任をとって辞めるならこれまでいくらでもタイミングがあったわけです。今回は大関がキャバクラに行ったということですが、昔は横綱が色々と・・・(笑)
学生時代から有名人、注目されて角界入り、スピード出世。
名門高砂部屋を継承。
辛抱と縁のない相撲人生だったのかもしれないですが、色々と甘すぎます。
先日の部屋継承時にもお金がらみの話が出ていますが、今回の朝潮問題は、現在の相撲協会の「非常識が常識」「悪しき慣習」を絵に描いたような出来事です。

相撲協会は「退職」として退職金出すんでしょうか?
そしてもし出る場合、朝潮は受け取るのでしょうか?

朝乃山のキャバクラ通いが発覚した時に、錦島親方は「そんなこたぁ、大したことねえだろ!」と言ったそうですが、もう論ずる気にもなりません。

可哀そうな朝赤龍

ちなみに朝乃山の現在の 師匠である高砂親方(元関脇朝赤龍)は、今回の問題の責任で3カ月間報酬減額20%となっています。(当初は錦島親方への処分はなし)

日本的な感じで監督不行届なのかもしれないですが、朝赤龍もなんだか可哀そうです。現役時代から「穏やかでいい人」と言われた力士でしたが、朝潮が継承者に指名したのも金銭面だけでなく、コントロールできそうという一面があったのかもしれないですね。

祖父へのサインをお願いした際、こちらが書いた名前を一生懸命確認しながら書いてくれた朝赤龍。その記憶があるため、以前から非常に好感度が高い力士です。引き続き頑張ってほしいと思っています。

勝負所の朝乃山と痛くない朝潮

行ってしまったことも、嘘をついてしまったことも今更仕方ないです。
今回の件で離れてしまったファンもいるかと思いますが、応援してくれる人は大勢いるはずなので、1年間鍛えて来年の名古屋に備えて欲しいと思います。

一方で朝潮にとっては部屋の家賃収入はこれまで通りあり、親方株も売却すれば利益もでますので今回の件も朝乃山ほどの痛さはないはずです。

八角部屋はじめ、退職した親方が所有している部屋を使っているケースが多く、前師匠の意向が若干反映されているようにも思えます。
この構造なんとかならないですかね・・・。

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