朝乃山はいつ大関に戻れるか?

いよいよ戻って来る朝乃山

昨年夏場所を最後に土俵から姿を消し、秋場所には大関からも陥落していた朝乃山が約1年ぶりの土俵に帰ってきます。

朝乃山の処分などに関しての詳細は下記をご参照下さい↓↓

 

「6場所の出場停止と50%の減給6か月」という処分内容に対する好角家達の論争は、処分が下った直後はもちろんのこと。それ以降もそろそろ恩赦があって良いのではないか?など、この1年近く様々な場所で意見が飛び交い続きました。

しかし処分内容は覆ることなく、結果的に朝乃山は1年以上の謹慎期間を全うし、名古屋場所でようやく復帰することと相成りました。

「大きな怪我がないにも関わらず1年間休場」という、前代未聞の処分から明ける朝乃山ですが、果たして元いた大関まで戻ることは出来るのでしょうか?そして戻れるのであれば「いつ」復帰できるのでしょうか?

以前、1年間を取り戻すのに2年はかかると書いたような記憶があるのですが、復帰を真近に控えた今、改めて朝乃山大関復帰の可能性とその道程を考えてみたいと思います。

阿炎と竜電から考える朝乃山

「大きな怪我がないにも関わらず長期休場」、いわゆる実力が落ちていない力士が下から相撲を取った場合どれくらい力の差があるのか?

この疑問に対して参考になるのは、ご存じ同じように「謹慎処分」を受けた阿炎と竜電の二人。

それではこの二人の成績を見てみましょう。

まずは阿炎の成績から。。。

休場前最高位:小結
休場前番付:前頭5枚目
復帰番付:幕下56枚目
7-0→7-0→11-4→13-2十両優勝→12-3敢闘賞→12-3殊勲賞金星→関脇8-7

2場所負けなしで十両復帰、その後十両だけでなく再入幕後も格の違いを見せつけ、復帰後には最高位を更新して関脇昇進。優勝争いにも加わりました。

次に竜電の成績です。

休場前最高位:小結
休場前番付:前頭10枚目
復帰番付:幕下47枚目
7-0→6-1→13-2十両優勝→9-6

阿炎同様2場所で関取復帰し、十両復帰場所では十両優勝を果たしました。そして先の夏場所では9勝を挙げて、来場所は再入幕の可能性もあります。

「謹慎中に稽古をして強くなって戻って来た」という意見も一部ではありましたが、二人の復帰後の成績を見てみると「元の実力内に収まっている」というのが正直な感想です。

謹慎前の最高位は共に小結でしたが、休場直前が小結だった阿炎に比べ、竜電は2年ほど前の最高位です。かつ小結で勝ち越す実力がある阿炎に比べて、竜電は新小結の場所で4勝と負け越し、その後三役昇進はありません。

また、年齢的にも若い阿炎は伸びしろもあり、番付を上げて来ている間に実力も上げ最高位更新。一方竜電は現状維持というところでしょうか。

休場前よりも大幅に実力をアップさせての復帰してきたというのは、下位で見せた快進撃でバイアスが掛かっているような気がします。

大関朝乃山の成績は?

それでは同じように、休場前の実力を確認するため、出場停止前の朝乃山の成績を見てみましょう。

初優勝した場所から最後に出場した場所まで休場場所も含めて12場所。そのうち二桁勝利を挙げたのは9場所。

更に直近6場所で見た場合、皆勤した4場所全ての場所で二桁勝利を挙げていますので、朝乃山の実力としては「大関として続けて二桁勝利出来る」ということになります。

そうなると、休場明けに番付を急上昇させた阿炎や竜電を凌ぐ実力者が、二人よりもさらに下から相撲をとる。という前代未聞の出来事がこれから起こるわけです。

朝乃山大関復帰への道

そんな朝乃山ですが、どれくらいのペースで番付を戻すでしょうか?

復活の名古屋場所は三段目からのスタートになりますが、ここは1場所通過するでしょう。

問題は次の秋場所番付。ここで15枚目以内に入ることが出来れば全勝で九州場所には十両復帰が見込めますが、幕下16枚目以下であれば、早くても来年の初場所が関取復帰場所になるでしょう。

区切り良く十両復帰を初場所とした場合、ここでも全勝に近い星を残すはずなので、周囲との兼ね合いにもよりますが、上手くいけば全勝1場所通過もあり得ますが、十両通過に2場所を要したとしても、夏場所には幕内復帰となるはずです。

そして幕内復帰後も、幕内下位においては二桁勝利・優勝争いにも絡んでくるはずなので、秋場所には三役が望めるもしくは三役復帰となるはずです。

かなり大まかなシュミレーションでしたが、来年末から年明けには大関昇進を掛けての土俵になるのではないでしょうか??

ただし勝負に100%はありません。

朝乃山の相撲は比較的成績の安定する四つ相撲なので、取りこぼしは少ないはずですが、朝乃山ファンとしては、期待とドキドキの入り混じった日々がいよいよ始まるわけです。

しかしこの処分、表向きには6場所の出場停止ではありますが、元に戻れたとしても実際謹慎3年に値するくらいの処罰だったと言っても過言ではなかったわけです。

朝乃山には「下から取らせるんじゃなかった、、、」と周囲に後悔させるほどの、派手な大快進撃を見せて欲しいものです。

 

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