令和4年夏場所が終わりました

令和4年夏場所終わりましたので、個人的に感想をダラダラと書いていきたいと思います(笑)。

様々なところで言及されている大関陣に関しては、前回触れているので今回は省きます。

終わってみれば照ノ富士

7度目の優勝になりましたが、体調も万全でなく、序盤戦は休場の可能性もあっただけに、個人的にはこれまでで最も価値のある優勝だったように思えます。

抱え込んで吊り出す相撲は、ファンにしてみれば「怪我の怖さ」が潜んでいるのでヒヤヒヤ物だと思いますが、 照ノ富士の相撲を見ていると、懐の深さというのは大きな武器になるのだと改めて思いました。

真の実力者へ大栄翔

押し相撲なだけに場所ごとにムラはありますが、もはや上位陣で二桁勝つ実力は間違いなく持っている力士です。昨年賜杯を抱いた際は伏兵が優勝した感がありましたが、現在の実力から考えると「それほど不思議でない実力」になってきているのだと思います。

突き押しを苦手とする照ノ富士ですが、大栄翔の突き押しに一番苦戦している印象はあります。曙を得意にした貴闘力みたいです。

モンゴル期待No,1の地位へ霧馬山

連続二桁。三役が詰まっているため三役昇進は微妙ですが、着実に伸びてきています。何となくその存在が「豊昇龍の次」の様な印象なので、鶴竜にしっかりと鍛えてもらい、「霧馬山」を全国区にしよう!

大関挑戦白紙に戻った若隆景

疑惑の判定と不戦勝を入れて9勝と、実質負け越しに近い星でしたが、上位陣と拮抗する実力は優勝がまぐれでなかった証明にはなった場所でした。

以前の記事で若隆景には大関になって欲しくないと言っただけに、複雑な想いですが、嘉風のように長く上位陣をかき回して場所を盛り上げるイケメン力士でいて欲しいと思います。

おにぎりスマイルまで後一歩隆の勝

おにぎり君の大躍進が最後まで場所を盛り上げました!

大栄翔同様に連続して安定した成績ではないのですが、ちょくちょく爆発するようになってきました。

千秋楽は惜しくもあと一歩届かずでしたが、貴景勝が復調してくれば、お互いに援護射撃が出来る圏内にいるので、隆の勝は今後もまだチャンスがあると思います。

ドキドキワクワク豊昇龍

勝利への執念と諦めない土俵際、見ててわくわくドキドキするお相撲さんです。この体型の力士が三役でこの内容であれば十分成功しているのですが、残念なことに比較対象が「叔父さん」。

正代戦を勝ちでカウントしても9勝、そろそろ三役で二桁はもちろん優勝争いにも絡んで欲しいです。

三賞を再考してほしい宇良の休場

終盤戦まで優勝争いに絡んだ宇良の休場を残念に思った相撲ファンは多かったはずです。序盤戦で活躍して勝ち越したものの後半戦で休場、時々こうしたケースを見ますが、「勝ち越していれば三賞の対象」というように改定して頂くことは出来ないのでしょうか?あまりにも無念。

「漢」になった佐田の海

どんな相手にも自分の相撲を取り切った今場所の土俵にはまさに「漢」を感じました。35歳はまだまだ若い今が全盛期。来場所からもさらに「漢」を磨いて欲しいものです。

はしゃぎ過ぎたか一山本

序盤戦好調で「後半戦は優勝争いに絡むか?」という期待もあったと思うのですが、アイリさん相手にはしゃいでいるうちに後半連敗で終わってみれば8勝。松鳳山が幕下陥落になるので、部屋を引っ張らないと。。。

十両でも熱戦が

期待の熱海富士が10勝。SNSではその愛らしさが話題ですが、そもそも10代関取期待の星。いよいよ令和4年後半戦に向けて夢は膨らみます。

今場所も7勝とあと一点負け越してしまった貴健斗。来場所は幕下からの出直しです。後半戦に粘りを見せるので、次回は序盤から安心させてほしい。。。

正々堂々の土俵が気持ちの良い平戸海。大勝するかと思った序盤戦でしたが、終盤まさかの失速で毎度の8勝どまり。幕内を狙える地位まで早く上がって欲しいですね。

ということで今場所の感想でした。もっとありますが、今日はここまでにします。

それでは!

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