一時はどうなるかと言われた秋場所でしたが、
終わってみれば決定戦まで堪能出来ました。
さすがは横綱大関です。
優勝レベルが低いなんてヤボなこと言っちゃだめですよ。
そんな中、今場所実現しなかった残念なことが一つ。
「貴景勝×阿武咲」戦です。
幕内最年少の2人は幼い頃からのライバルで、
中学横綱を争う両者がぶつかる映像を見る機会も
最近は増えてきました。
高校相撲でも活躍した二人は、
阿武咲が退学して先に角界いり。
その後、阿武咲に刺激を受けたこともあり、貴景勝も角界入り。
ここまで競うように出世してきました。
一門の若手力士の中でも出世の先頭を走る二人。
場所前も激しい稽古で互いを鍛錬しています。
ヘラヘラしたのが嫌いと言い放ち、
土俵上でのふてぶてしい雰囲気も似ています。
しかし土俵を離れると親友同士の若者。
まさにライバルであり親友、素敵な関係なわけです。
そんな二人の取組みは、手加減なしのまさに真剣勝負。
相撲漫画「バチバチ」鮫島と石川のような感じでしょうかね。
ああ、今場所も見たかった・・・。
上位戦で盛り上がりを作った二人でしたが、
直接対決がなかったことが、非常に残念でした。
以前雑誌の対談で、幕内で50回は対戦したいと話していた二人。
火の出るような取り組みを50回どころか60回、70回と見せて欲しいですね。
そしていずれは結びの一番で。