白鵬、鶴竜の断髪式はいつになるか?

次々決まる断髪式

コロナ禍以降、約2年間断髪式が実施されなくなった影響で、髷付きの親方が増えていることは以前のブログで何度か紹介しました。

 

この記事を書いた時点で、なんと13名という人数の髷付き親方が角界にはおり、直接触れ合うことが出来ない中ファンサービスの一環ではあるものの、今後のスケジュールが読めないような状況でした。

しかしコロナ騒動も終息(慣れてきた)に近づき、いよいよ2022年は断髪式ラッシュを迎えます。

今回は、多くの相撲ファンが注目しているであろう、白鵬と鶴竜両横綱の断髪式日程を予想してみたいと思います。

 

断髪式日程が決まっていない力士は誰?

豪栄道、栃煌山、嘉風、豊ノ島、安美錦、琴奨菊、蒼国来、2022年は既に7親方の断髪式が決まっています。

一方、現時点で断髪式のスケジュールが発表されていない髷付き親方も同じく7名。

誉富士(楯山親方)、鶴竜(鶴竜親方)、豊響(山科親方)、勢(春日山親方)、旭日松(桐山親方)、白鵬(間垣親方)、千代鳳(佐ノ山親方)。

引退順に並べているので、鶴竜と白鵬よりも後に引退した千代鳳を除外すると、残りの親方6名で、残りのスケジュールを抑えていくことになりそうです。

令和4年は場所後の断髪式が3回?

これまでのデータを調べたわけではなく、あくまで個人的な感覚値になりますが、東京場所後に行われる断髪式の回数は多くて2回でした。

しかし令和4年初場所後には豪栄道・栃煌山・嘉風と3親方の断髪式が行われますので、令和4年に限っては、他の東京場所後にも最多3名まで断髪式を実施する可能性があるのかもしれません。

現在確定している断髪式は、夏場所後に安美錦と豊ノ島、秋場所後に琴奨菊と蒼国来とまだ各2名。今後もしかするとその枠が埋まる可能性があるかもしれません。※国技館の使用スケジュール等を調べた訳ではありませんが。

引退から断髪式までの間隔は?

日程を予想する前に、今年引退した白鵬と鶴竜には断髪式までどれくらい準備期間が必要なのか考えてみたいと思います。

下記に平成以降に横綱昇進した力士の引退した月(場所)と、断髪式が実施された月を参考データとして集めてみました。

旭富士:引退1992年1月、断髪式1992年九月
曙:引退2001年1月、断髪式2001年9月
貴乃花:引退2003年1月、断髪式2003年6月
若乃花:引退2000年3月、断髪式2000年9月
武蔵丸:2003年11月、 断髪式2004年10月
朝青龍:2010年1月、 断髪式2010年10月
日馬富士:2017年11月、 断髪式2018年9月
稀勢の里:2019年1月、断髪式2019年9月

朝青龍と日馬富士に関しては本意でない引退のため参考になるか分かりませんが、引退から断髪式までの間隔を見てみると、一番短い期間が貴乃花の3カ月、長い期間で武蔵丸の11カ月です。

横綱にまでなると、髷にハサミを入れる来賓も多く招くため準備期間が必要かと思いきや、それほど期間が空いている横綱はおらず、一般的な間隔とあまり変わりません。

横綱以外も含めこれまでのスケジュールから考えると、引退した場所から2回目の東京場所が最も多く、長くても3回目の東京場所後には殆んどの場合は断髪式を行っているようです。

鶴竜の断髪式はいつ?

ここまでの法則から鶴竜の断髪式がいつ頃になるかを予想してみましょう。

鶴竜が引退したのは2021年の春場所です。ここから2回目の東京場所に当たるのが、2021年の秋場所後、3回目が2022年の初場所後になります。そう考えると鶴竜の場合は、現時点ではまだギリギリ髷を付けていても不思議でない期間であることが分かります。

鶴竜よりも先に引退している髷付き親方は誉富士のみ。ただし誉富士は、観客を入れての断髪式という形式は取らないようですので(荒鷲や琴勇輝のような)、引退時期から計算すると、優先順位が第一位になります。

鶴竜の断髪式に関しては、早くても令和4年の秋場所以降になると予測されます。

現時点で、夏場所後の断髪式は既にポスターでの告知も始まっており、秋場所後の断髪式は日程発表のみされている状況です。集客力のある横綱であったとしても、常識的に考えて夏場所後は考えにくく、最短でも秋場所後になるのではないでしょうか?

白鵬の断髪式はいつ?

一方の白鵬ですが、白鵬が引退したのは2021年秋場所(番付上)。そこから2回目の東京場所は2022年の夏場所になるので、白鵬もまだ髷を付けていても不思議でない状況になるのです。

白鵬も、ここまで考察した方式で考えると令和4年の秋場所以降になりますが、白鵬よりも先に引退した鶴竜をはじめ、豊響や同じ場所で引退した勢などもいるため、順番でいうと鶴竜の次という順序にはならないでしょう。また集客力や影響力などを考えても、無理に詰めたスケジュールでは実施しないような気もします(何か特別なイベントを考えそうな気もしますし)。そうなると、令和5年初場所後辺りになってくるのでしょうか?

今後の引退力士や借株

結局確実な日程は今の段階では分かりませんが、大体予想した辺りになるだろうと私個人としては考えています。

ただしコロナ禍の影響や、今後引退する力士(と言うよりも引退力士と年寄名跡の因果関係)との関係などにより、また変化が出てくるかもしれないですね。

髷付き親方が増え、断髪式が実施出来ないことを危惧していましたが、いざ断髪式ラッシュが決まっていくと寂しい気持ちになるのは私だけでしょうか。。。

 

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