間垣部屋の出来る場所はどこ?

今回は、間垣親方(以下白鵬)が近い将来建設するであろう「間垣部屋」について、結局場所がどこになるのか?について考えていきたいと思います。

浅草にできるのか?日本橋にできるのか?

相撲界は新部屋建設ラッシュ?

稀勢の里の二所ノ関部屋(当初荒磯部屋)、豪風の押尾川部屋、豪栄道の武隈部屋、玉乃島の放駒部屋など、所属していた部屋の親方が定年することも絡み、ここ最近は相撲部屋の新設ラッシュの話題が続いています。

特に部屋のSNSだけでなく、マスコミでも度々報じられる二所ノ関部屋は、さすがは元人気横綱の新設部屋と言わんばかりに、相撲ファンだけでなく多くの注目を浴びています。

そんな中、同じくらい注目を集めているのが、白鵬率いる新設部屋がどこにできるのかという話題です。

新大関御嶽海の誕生、久々に開催された断髪式、多くの力士や親方のコロナ感染など、初場所後も様々なニュースでネットを賑わせていた相撲界でしたが、白鵬の部屋建設に関するニュースも度々取り上げられていました。

ちまみに先程から白鵬の部屋と言っていますが、これは部屋の名称が「宮城野部屋」になるのか?「間垣部屋」になるのか?明確ではないだろうからです。

以前のブログにも書いたように、宮城野親方が今年の8月で定年を迎えることは確定しているので、現在ある宮城野部屋の継承問題は確実に発生しますが、白鵬が継ぐとしても、部屋の名前に関しては名跡交換を行うのか?行わないのか?によって変わってきます(驚くような展開がないとも限りませんし)。

宮城野部屋の継承問題に関しては、下記で詳しく書いたので割愛します。

 

 

そして部屋の継承問題と共に、もう一つ確実に発生するであろうことが部屋の引っ越しです。

相撲部屋は、お相撲さんが集団生活で鍛錬をする場所であると共に、親方の自宅であり資産です。たとえ伝統として部屋を継承したところで、現在の部屋のままであれば、親方の自宅下で稽古や生活を行い、家賃も払う。気持ちの面でやり難い部分もあるはずで、恐らく資金的に問題がなければ、「自分の城」を新たに建てて(借りて)、そちらに部屋が移っていくケースが多いような気がします(もしくは現親方から買い取るか)。

現役時代の実績や後援会の多さなどから考えれば、白鵬も新たに部屋を建ててスタートをすると考えるのが、至極当然の流れではないでしょうか?その証拠に、白鵬独立の有無に関して報じられるのを見たことはありません。物理的にも現在の部屋は既に手狭で、今後スカウトで力士を集めるのであれば、もっと広い部屋が必要不可欠になります。

その一方で、前述したように「新たに部屋を建てる場所」に関しては、度々ネットでも話題に上り、その候補地に関しての意見は真っ二つに分かれています。

「間垣部屋」浅草説

最近ネットを沸かせているのがこちらの浅草説です。

浅草寺からすぐの場所で昨年7月まで開業していた、創業75年の料亭『瓢庵』を買い取り、そこを白鵬部屋スタートの地にするといった話です。

瓢庵は、多くの歌舞伎俳優や各国の駐日大使が利用した場所だそうで、全館数寄屋造りのまさに「和の文化」がそのまま相撲部屋として利用されるわけで、土地の広さも約100坪近くあり問題ありません。

瓢庵の写真を見ると非常に趣があり、これだけ立派な建物が相撲部屋として使用されるのであれば、外国人環境客に人気のある浅草で、新たな環境スポットの一つになることは間違いありません。

以前、外国人観光客用に稽古場をガラス張りにしたいと言っていた白鵬ですが、この地ならばそれを実現することで出来るでしょう。

「間垣部屋」日本橋説

この浅草説に対して、もう一つの候補地が日本橋です。

そもそも白鵬の現役時代から、引退後に部屋を興す場所として度々報じられていたのは「銀座」でした。

「東京オリンピックまで現役を続け、銀座に相撲部屋を作る」

白鵬ファンでなくとも、これはよく耳にした話だったはずです。

銀座は宮城野部屋の元ちゃんこ番が経営している「鵬」があり、以前から白鵬には縁のある?場所で、元々は銀座に部屋を立てて「ガラス張りの稽古場にして外国人観光客を呼ぶ」というのが白鵬部屋の構想でした。

しかし、銀座では流石の白鵬も予算的に厳しい相場だったということで、銀座からもそう遠くない日本橋が候補地として上がっているというのが、現在もう一つの候補地として上がっている場所です。

簡単に言ってしまえば「銀座が高いから日本橋」なのですが、我々庶民にしたらそもそも日本橋でも十分に一等地です。

簡単に言ってしまえば「銀座が高いから日本橋」なのですが、我々庶民にしたらそもそも日本橋でも十分に一等地です。

間垣部屋は日本橋か?浅草か?

日本橋なのか?浅草なのか?結局どっちなのでしょうか?

これまで通説のように言われたきた「白鵬部屋=銀座」説に対して、今回突然報じられたこの浅草での建設話。しかしその後の報道では進展が全くありませんので、もしかすると裏で話が二転三転しているのかもしれません。

宮城野親方の定年が8月ということを考え、そのタイミングで引っ越しをするのであれば、既存の物件でなければ現実的に難しいので、浅草説の方が真実味があるような気もします。

ただし白鵬は断髪式の予定もまだ立っておらず、来年以降になるのが濃厚ですので、断髪式以降落ち着いタイミングと考えれば、まだまだ分かりません。

「瓢庵」の話が報じられる度に、白鵬の付き人頭だった2代目光法が否定を繰り返していますが、以前からあったこの「銀座→日本橋」の話に対して、今回の浅草候補地の件は、白鵬の奥さんが持ってきた案件のようです。

ここから先はあくまで個人的な憶測ですが、白鵬の周りにいるマネージャーや後援会、その他関係者からすれば、これまで様々な関係者と折衝を行い、話を進めてきたはずです。

このタイミングで話が引っ繰り返されることは、これまでの苦労が。。。。という複雑な背景もあるのかもしれません。

個人的には瓢庵で始動する相撲部屋というのを見てみたい気はしますが、果たしてどうなるのでしょうか・・・。

 

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白鵬部屋は浅草?日本橋?
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