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横綱物語

  • 2019年1月4日

さあ新時代【歴史は動くか平成31年】

新年を迎えいよいよ平成31年最初の場所が始まります。年末にかけて、「平成最後」という言葉を多く耳にしましたが、大相撲界も初場所、春場所と平成の本場所はあと2場所です。 平成の残り香を残したまま新しい時代を迎えるか?それとも新たな時代の息吹を感じるか? 初場所はその象徴である貴景勝に注目が集まるでしょ […]

  • 2018年12月30日

三賞力士はどう決まる?-三賞制度を説明します-

三賞とは何なのか? 今回は千秋楽度々話題になる「三賞」についてご説明させて頂きたいと思います。 そもそも三賞とは何か?Wikipediaを調べると「 三賞は大相撲の本場所において、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三種類の賞の総称である」とあります。要するに「関脇以下の力士が活躍するともら […]

  • 2018年12月13日

付け人制度は必要か?-付き人の給料はいくら?-

付き人は奴隷か? 貴ノ岩事件(鳥取の件ではないです。もはやいつのか分からないですが)以来、ワイドショーで相撲界の付け人制度がにわかにクローズアップされています。 その内容は予想通りではありますが、理不尽さが強調されるよう、かなり大げさに書かれているようです。ワイドショーなどで紹介されている付き人の一 […]

  • 2018年12月3日

立ち上がれ平成男児【平成生まれの優勝力士達】

貴景勝の劇的な優勝で、平成30年の大相撲も幕を閉じました。 今年は栃ノ心、御嶽海、貴景勝と初優勝を飾った力士が3名と、いよいよ世代交代待ったなしを感じさせる一年になりました。しかし一方で、奪い取った賜杯という印象は正直あまりしませんでした。若手が台頭したというよりも、ベテランの力が落ちてきた感は否め […]

  • 2018年11月26日

“貴”を受け継ぐ漢【貴景勝初優勝おめでとう】

貴乃花親方突然の退職と部屋の閉鎖。住み慣れた部屋からの引っ越し後、落ち着く間もなく九州へ。 旧貴乃花部屋の力士達にとっては、色々な意味で今場所は特別な場所だったと思います。そんな中、象徴である幕内最年少の部屋頭、見事にやりました。派手さはありませんが頑なに自身の相撲に拘り、よく前に出ていたと思います […]

  • 2018年11月13日

一人横綱の重圧【チャンスがピンチに??】

初めて賜杯を抱いた力士が2名。若手の台頭。そして色々と騒動・・・。土俵の中も外も騒がしかった平成30年も、気が付けば最後の場所になります。早いものです一年は。 先日、「今場所の見どころ」を聞かれました。ストレートに聞かれることはあまりないのですが、ズバリ応えました。稀勢の里です。 マスコミ的には、千 […]

  • 2018年10月31日

横綱のDNA-元横綱の親方が少ない-

悪い意味で相撲が話題に 2017年初場所に稀勢の里が横綱昇進を果たし、盛り上がっていた相撲人気が更に上昇するだろうと思っていたのですが、昨秋辺りからこの一年色々ありましたね相撲界、ホントに。 様々な立場の人々が様々な番組やメディア上で、好き勝手にしゃべり倒したここ最近でしたが、ようやく野次馬達も去っ […]

  • 2018年10月17日

黄金の左と大相撲黄金時代【天才横綱逝く】

またも昭和の名横綱が逝ってしまった・・・。輪島さん70歳。本当に横綱は早く逝ってしまいます。 残念ながらリアルタイムで輪島さんの時代は見ておらず、後年、相撲学を学ぶ中で輪島大士の偉大さを知ったのですが、本当に「輪湖時代」というのは面白い時代だったんですね。頂点に立つ二人が相四つで十分って・・・そりゃ […]

  • 2018年10月3日

拝啓 貴乃花光司様【その日がくるまでは・・・】

拝啓貴乃花光司様 現役で約15年、親方として約15年。まずはお疲れ様でした。 昭和の大横綱に引き際の花道を作った貴方は、いつしか平成の大横綱と呼ばれるようになりました。 江戸時代までさかのぼり、相撲の歴史や力士を調べたのも、いつの間にか相撲マニアと呼ばれるようになったのも、みんな貴方の作った「平成の […]

  • 2018年9月28日

一門への所属はしなければいけないのか?-大相撲の一門を再び考える-

湧き上がる一門問題 1991年以来久々の優勝を遂げ、盛り上がるカープファンの方には大変申し訳ないなと思っています。本来であれば「広島カープ優勝特集」などと銘打って放送するであろうワイドショーが、昨日から再び相撲一色になってしまいました。 きっかけは「貴乃花親方退職問題」なのですが、現在は一門の話がメ […]