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横綱物語

  • 2019年11月13日

ヤキモキ続きの九州場所【ここは勝たなきゃ朝乃山】

上位陣の奮起を期待した九州場所ですが、 2日目の状況で早くもため息交じりの週明けを迎えておりました。 そんな中で上位陣が奮起した3日目だったのですが、 今度はむしろ・・ 朝乃山、ここは勝たないと。 ここ数場所の朝乃山は本当に強くなった、 言い方を変えると安定感が出てきました。 横綱陣を突き上げる勢力 […]

  • 2019年11月11日

上位陣の奮起を期待【御嶽海の壁になれ】

「今場所はあくまでも挑戦の土台作り」 「33勝はあくまで目安なので今場所一気もあり」 「優勝したら誰も文句は言えないだろう」 「何番勝ったよりも雰囲気が大事だから」 場所前から色々と言われていますが、 御嶽海の大関挑戦がにわかに話題になっています。 白鵬と鶴竜の両横綱は休場が増えており、 大関昇進後 […]

  • 2019年11月7日

右四つ最強の力士は誰か?【武蔵丸の腕返し】

歴代横綱や力士の中で度々行われる○○番付的な企画。その中で最もポピュラーなものと言えば「歴代横綱の中で最強力士は誰か?」になるでしょう。 最強の横綱は誰なのか? このようなテーマで企画を行った場合、番組や出演者、採点者は異なったとしても、ある程度相撲を知っている人が集まれば上位陣の顔ぶれはあまり変わ […]

  • 2019年11月4日

のびのび荒磯親方【愛される男の条件】

思い切り笑ったり、イベントで踊ってみたり、 解説でエピソードトーク全開で話したり・・・。 稀勢の里と荒磯親方は別人かのように、 何やら引退後の稀勢の里が楽しそうです。 のびのび稀勢の里は恒例となった場所前の高安との稽古も順調で、 今回も大きく勝ち越したようです。とにかく重圧から解放された稀勢の里が […]

  • 2019年10月29日

好きな力士は誰?【浪乃花教天】

難問それは「好きな力士は誰?」 昔から「相撲が好き」と言うとほぼ確実に聞かれる質問です。 「好きな力士は誰ですか?」 この質問は、恐らく相撲関連で頂く質問の中で最も難しい質問になると思います。 なぜなら「いない」からです。 「相撲が好きな力士は誰?」と聞かれたら、「遠藤と貴ノ岩」と答えています。これ […]

  • 2019年10月23日

三杉里公似【いぶし銀の実力・土俵際の魔術師】

「いぶし銀」 スポーツ界などでよく使われるこの言葉。意味を調べると、”一見すると華やかさに欠けて見えるが、実際はとても実力や味わいがある人””実力がありながら淡々と着実に物事をこなす人”このような意味が書かれています。要は渋い選手ってことですね。今回はいぶし銀という意味を教えてくれた一人の力士を紹介 […]

  • 2019年10月19日

背負いし宿命【貴源治三造】

親方が去り、兄弟子が去り、そして兄が土俵を去った貴源治。 来場所は自身も十両からの出直しになります。 このブログでも何度も話題にしてきましたが、九州場所は 今度こそ貴源治にとって心機一転の場所になるはずです。 そして、きっかけの場所にしなくてはならない場所です。 恵まれた身体とセンス、そして何より血 […]

  • 2019年10月14日

試練の先へ【貴景勝未来に向かって】

それにしても相撲の神様は彼に次々に試練を与えるようです。 自らの名に刻まれた師匠との決別、部屋の閉鎖。 貴景勝はそれを乗り越え、初優勝という結果で応えました。 その直後、今度は入門時から鍛え上げてくれた貴ノ岩との別れがありました。 貴景勝は恩人を追い抜き、大関昇進という結果で 彼らが歩んだ相撲道が間 […]

  • 2019年10月4日

誰がいれるかルールはあるのか?【断髪式の止め鋏】

前回のブログで書いた、稀勢の里断髪式における若の里2回のハサミ。 どうやら本当に先代の分を入れたそうです。そして 翌日スポーツ新聞に掲載された高安の感謝広告など、 稀勢の里断髪式には素敵なエピローグが満載でしたね。 様々な競技は引退において「ユニフォームを脱ぐ」と表現される中、 相撲界は「断髪式」そ […]

  • 2019年10月2日

稀勢の里断髪式-受け継がれた鬼の教え-

大観衆の稀勢の里断髪式 2019年9月29日元横綱稀勢の里、現荒磯親方の断髪式行って参りました(未だに荒磯親方という実感がないですが)。開場後に駅に着くタイミングで家を出たのですが、両国駅を出ると国技館前にビックリするほどの行列が・・・。近寄ってみると当日券を求める人だけでなく、その多くはチケットを […]